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ハゲ・薄毛と一口にいってもその症状はさまざま。症状が違えば対処法ももちろん異なります。とはいえ薄毛が気になり始めたくらいの初心者にはハゲの種類なんてわかるはずもなく・・・。

そんなわけで、今回はハゲ・薄毛の種類をざっくり4種にわけて説明しちゃいます。この機会にベテランの皆さんも、自分の対策が合っているのかチェックしちゃって下さいね!

男性型脱毛症(AGA)

症状
思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪がどちらか一方、または双方から薄くなっていきます。側頭部や後頭部の毛は残るのが特徴です。

原因と対策
悪玉男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)の作用で毛母細胞の活性化が低下し、薄毛になります。プロペシアなどのAGA治療薬の服用や、リアップなどミノキシジルを含んだ発毛薬を利用することで発毛効果が見込めます。

円形脱毛症

症状
前触れなく、突然円形や卵形に髪が抜け落ちてしまいます。俗に言う10円ハゲ。症状によっては、一箇所だけでなく数カ所に脱毛が発生します。

原因と対策
ストレスがきっかけになることも多いですが、現在では自己免疫疾患の一種だと考えられています。ステロイドや抗アレルギー薬などの投薬治療の効果が高いので、早めに専門医に相談を。

脂漏性皮膚炎による脱毛症

症状
油っぽいフケやニキビが出るようになり、同時に抜け毛が増えます。

原因と対策
頭皮脂の過剰分泌により頭皮がトラブルを起こし、抜け毛につながっています。そのため頭皮の炎症を治療することができれば、かなりの確率で抜け毛を止められます。ステロイドなどの利用も効果が高いので、まずは皮膚科へ行って診察を受けましょう。

牽引性脱毛症

症状
額の左右の生え際が後退することによって、額がどんどん広くなっていきます。

原因と対策
髪の毛を長年にわたり引っ張っていると、毛包が萎縮してしまうため発生します。女性など、長髪で髪を後頭部で縛っている方に起きやすい症状です。髪型を変えたり、引っ張る力を緩めることで進行を止めることが可能です。

薬剤による脱毛

症状
抗がん剤などの薬物投与によって成長期脱毛や高度のびまん性脱毛(頭髪が全体的に薄くなる)が起きます。

原因と対策
原因は薬剤の投与なので、ほとんどの場合、投薬を中止すればまた髪の毛が生えるようになります。服用を止めることができるか、医師に相談を。難しい場合はかつらで対応するという手もあります。


以上、代表的なハゲ・薄毛の種類についてご紹介しました。なお、男性の薄毛で最も多い症状は、1番最初に挙げた男性型脱毛症(AGA)です。この症状であれば薬を服用することで改善が見込めるので、悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。

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