漫画家・スポーツライターとして活躍しているやくみつるさん。ハゲルヤ読者のみなさんにとっては、相撲好きでも、流行語大賞の選考委員でもなく、スヴェンソン式増毛法の第一人者としておなじみでしょう。
30
やくみつるさんは30代の頃にカツラを使っていた時期があったそうです。しかし、盛り過ぎた感があったということで、カツラをやめて金髪に。

ハゲをテーマにした映画との出会い

しかし、いつまでも金髪にしているわけにはいかないと、自分の頭髪の未来を考えていた時に、お笑いコンビさまぁ〜ずが出演する「かずら」という映画に出会います。
31
この映画の主人公は、35歳の薄毛に悩むサラリーマン。かつらを買う決心をしたものの、かつらを作るために、時間もお金もかかることを知り落ち込む中、激安店を見つけてカツラデビュー。

映画「かずら」を見終わったあと、「もう一度カツラのお世話になるか」と思っていると、エンドロールで流れてきたのが「スヴェンソン」の文字でした。

それから7年の時が経ち、今ではスヴェンソン式増毛法のコマーシャルに出演するほどになっています。

見せびらかしたくなるカツラ

スヴェンソン式増毛法を取り入れていることを隠して、こっそりと増毛する方法だってあります。しかし、やくみつるさんは、そんな卑怯なことはしませんでした。

自分は薄毛で悩んでいた時期があったけれども、スヴェンソン式増毛法に出会って、世界が変わったそうです。

それにしてもなぜ自らのズラをカミングアウトしたのでしょうか?この疑問に、やくみつるさんはこう答えています。
かつらと言いますと負のイメージをもたれている方も多いかと思いますが、それでしたら私は出演しません。むしろ見せびらかしたくなるんです。つむじや生え際も精巧にできていますので、意識しないですむという点が「スヴェンソン式増毛法」の最大のポイントです!
見せびらかしたくなる!なんてステキな言葉でしょう。

さらに、クイズ王としての1面も持つやくさんですが、とんでもないことをやってのけました。

タイムショックでもズレないカツラ

クイズに正解できないと座っていたイスがグルングルンと回り、頭皮が振り乱されることでおなじみのクイズ番組「超タイムショック」に出演。

クイズに正解できず、トルネードスピンと呼ばれる罰ゲームで頭皮をグルグル振り乱すことに。

NEC_0421

でも、やくさんのズラは全く乱れていません。

カツラだからこそ、こうした荒行を行うことで、ハゲは隠すものではなく見せびらかすものだという前向きな気持ちを、我々に教えてくれようとしたのです。

「見せびらかしたくカツラ」が今年の流行語大賞にノミネートされるのを待ちたいと思います。

この記事にハゲまされたら
いいね!しよう

ハゲルヤの最新情報をお届けします