「いい人なんだけど、ハゲてるのがなあ」なんて理由で不採用になる国があるんです。

そう、お隣に。
South-Korea

朝鮮日報が報じたところによると、韓国の国家人権委員会が「ハゲ頭という理由で採用を拒否するのは平等権を侵害する差別行為」と発表したそうです。

突然すぎて意味が分かりませんよね。僕も分かりません。

ハゲで不採用 あっ旋がアダに

なんでも、ある男性が「建物の冷・暖房機器を管理する従業員を採用する」という求人(ボイラー技士みたいなもんでしょうか)に応募したところ、1次面接で「居住地が会社の近くでないと難しい」と言われたそうで、会社の近くに引っ越すことに。
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これで問題は解消されたと思い、2次面接に挑んだところ、なぜか不採用になってしまったとか。おかしいと思った男性が不採用の理由を問いただすと、面接官は「現場の所長に詳細を話したところ、『ハゲは駄目だ』と言われたからだ」と理由を説明したそう。

これには男性も怒り心頭。「ハゲだからと言ってボイラーを稼働させられないわけでもないのに、本当にバカげている」と、韓国人権委に申し立てを行いました。確かにバカげてます。いま21世紀ですよ?

会社側は当初「面接結果、技術力が十分でなく、顧客との接し方や対人関係の面で難ありと判断し、採用しなかった」と説明していたそうですが、男性が抗議すると他の職場をあっせん。これがアダとなりました。

人権委はこの経緯を受けて「面接官が他の施設管理業者に男性を推薦した点などからすると、条件に合わなかったため採用しなかったという主張は受け入れがたい。外見を理由に採用で不利益を与えたものと思われる」とバッサリ。冒頭の発表につながったというワケです。
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韓国では見た目が重要視されることから、ハゲに対する風当たりが強いというのは知っていましたが、まさか能力を無視して不採用になるレベルとは思いもしませんでした。

これを機に、韓国でもハゲの地位向上が進むとよいのですが・・・。

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