関西では高い人気を誇る関西テレビの山本浩之アナウンサー。長年、テレビ・ラジオで活躍を続け、今年でアナウンサー生活35年目を迎えました。
かつら 山本浩之アナウンサー
山本アナウンサーはあることがきっかけで全国的な知名度を手に入れます。そのあることとは・・・

かつらをカミングアウト
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元々、ハゲの家系で学生時代から薄毛に悩んでいた山本アナウンサー。テレビ局の就職試験でも「頭は大丈夫か」と心配されました。

アナウンサーはTVに出る仕事。入社してまもなくして、山本アナはかつらに手を出してしまいます。するとどうでしょう。これまでの人生が一変し、バラ色の日々が訪れます。ズラパワーです。

しかし、かぶった頭を意識し過ぎてしまい、仕事でとんでもないミスをしてしまうのです。

かつらが原因で上司から大目玉

怒る男
宮沢喜一元首相が衆院を解散した日。国会議事堂で取材をしていた山本アナウンサーは、政界のキーマンである武村正義さんにマイクを向けていました。

その時、後方から突き出たマイクが側頭部をかすめ、かつらがズレてしまったそうです。慌てた山本アナウンサーは、その場に30秒しゃがみこみ、かつらを直すのに専念。そのため武村さんの話を録音することができず、上司から大目玉を食らったそうです。

キーマンのコメントか自分のズラか。人生はなかなかハードですね。

さらに、手品を扱う生放送の番組で司会を務めた時には、マジックで使ったオウムが自分の頭に止まったため必死で振り払いました。生放送にもかかわらず、放送そっちのけでトイレに駆け込み、鏡の前でかつらを調整。かつらの下は頭皮なので、オウムの爪が刺さるのではないかと大変怖かったといいます。

キャスター降板をきっかけにカミングアウト

かつらなし
(かつら着用時の山本浩之アナウンサー)

当時、かつらを着用してニュース番組に出演していた山本アナウンサー。知名度が上がる一方で、遊園地では息子たちとジェットコースターに乗れず、プールや銭湯でも不自由をしていました。

そうした中、キャスターを務めていたニュース番組の降板が決まり、かつらを外すことを決意。ハゲたままテレビに出るわけにも行かず、アナウンサーを廃業しようと考えていた時、討論番組にゲストで呼ばれたのです。

山本アナはズラを外し、真実の姿でしれっと出演しようと考えました。

しかし、テレビの人間がそっとしておくわけがありません。局内ではすでに公然の事実となっていたため、「いよいよカツラを取るのか」と大盛りあがり。討論テーマは「ハゲの時代」に決まり、番組ではテレビで初めて公開する山本アナウンサーの頭皮にレーザー光線を照射する演出になりました。

このカミングアウトをきっかけに活躍の場は拡大。食品会社から冷凍うどんの商品開発への参加を打診されるなんてことも。「なぜうどんなのか?」と尋ねると食品会社から返ってきたのは「どっちもつるつるだから」。

ドラマにも「亡き妻の霊がかつらにとりついた男」という役柄で出演が決定。役者としての経験は無かったにもかかわらずの抜擢にカミングアウトの影響力の大きさを感じたといいます。

大阪という土地柄だから愛された

大阪 くいだおれ人形
かつらのカミングアウトで関西ローカルから全国的な知名度を得た山本アナウンサーは「大阪のテレビ局だからこそできたことだ」と語ります。大阪は、何かに挑戦する人がいると、周りは「頑張れ」と応援する文化。大阪特有のやってみなはれ精神に後押しされ、自分の頭皮を恥じることなく受け入れることができたといいます。

ハゲを最大の武器に変えて大きく羽ばたいた山本アナウンサー。私達も学ぶべきところが多くありますね。

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