先日放送された、NHK『サイエンスZERO』「最新リポート!“夢”の科学」に出演していた神谷之康(かみたに・ゆきやす)教授。睡眠中の夢を画像化するという偉業をやってのけました。
睡眠中の脳から夢の内容を画像化
神谷之康教授は脳を流れる血流の動きと、その時に見ている画像のデータをAIに覚えさせることによって、世界で初めて睡眠中の脳から夢の内容を画像化することに成功したんだそうです。
つまりこの研究が進めば、人が見ている夢を録画できるドラえもんのひみつ道具「ユメコーダー」が現実となるかもしれません。
自分さえ覚えていない夢の内容を、他人に見られてしまう時代がやってくるのか? とんでもない淫夢を人に見られてしまったら? ああ、おちおち寝てもいられませんね。
さらに神谷教授は、夢が意識や心のおおもとであって、それが起きている時の経験によって変わっていくという見方もできるのでは? という仮説を唱えています。
つまり、人間の本質が夢にあるかもしれないということ。私の夢はフサフサに戻ることですが、寝ている間に見る夢は、とてもここに書けないような内容が多いです。
まさに、思い描く未来の先をいくような研究をされている神谷教授ですが、こちらは2015年、今から5年前のお姿。
この時はまだ、夢を画像化するという研究に成功していませんでした。5年の間には、我々には想像できないような苦労もあったことでしょう。
身を削って研究を成し遂げた神谷教授ですが、京都大学のホームページ「京大先生図鑑」によると……。
- 身長190センチ
- 趣味はキャンプ、家族(娘二人と妻)と毎年楽しんでいる
- 週3-4日は家の周りを5-6キロジョギングしている
なんと身長190センチ。高い位置から人に見られることがなさそうで一安心しました。しかも仕事だけではなく、プライベートもリアルに充実しているではないですか。Twitterのアイコンもステキです。
近所の人に京大で働いていると言ったら、アメフト部か何かのコーチですか、と言われたことはある
— 'Yuki’ Kamitani (@ykamit) August 24, 2020
そんな神谷教授、自分を漢字一文字に例えると?
凸(デコ・とつ)
そうですよね。デコですよね。そうでしょう、そうでしょう。
これからもデコがぐんと突きぬけるような、他には類を見ない髪がかった研究を、ハゲルヤ編集部は期待しています。