今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が12月1日に発表され「インスタ映え」「忖度(そんたく)」の二つの言葉が年間大賞に選ばれました。
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今年の流行語では事前にノミネートが発表され、豊田真由子氏の「このハゲーッ!」は外され、代わりに、同じく豊田真由子氏の発言である「ちーがーうーだーろー!」が選ばれたわけですが、蓋を開けてみれば結局「ちーがーうーだーろー!」ですらもTOP 10から漏れるという結果に。

衆院選で惜しくも落選してしまった豊田氏ですが、政治生命がかかった自身の発言も、流行語でまさかの落選…。踏んだり蹴ったりですね。
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さて、この流行語の候補を巡っては、候補が発表された時点で「このハゲー」が選外となったことで、ネットでは「ちーがーうーだーろー!」「どうしてこんなことに、な・る・の・か・なぁ~?」などの声が上がりました。

ノミネートには疑問を感じた人も多かったようでテレビ番組などでもツッコミが入る場面も。
 
この疑問に答えるべく産経新聞が流行語大賞の事務局に直撃取材。それによると事務局としても「このハゲーッ!」がテレビでさかんに放送され、多くの人が耳にした言葉だと認識していることを示しつつ、
 
「だからといって『流行語』として選ぶことが正しいかといえば、それは全く別の話です」

「性別や年齢に関係なく、人の外見をあのように揶揄する言葉は公共の場で使われるべきではないと思います。あの音声データを、連日にわたりテレビが放送したこと自体、『違うだろ』なのではないでしょうか」
 
と回答したとか。
 
薄毛男子に配慮した結果ということでしょうか。それにしても誰がうまい返しをしろとw。確かに連日あの言葉が放送されて傷ついた同志もいますからね。事務局、ナイスツッコミ。
 
さらに今回のノミネートに関しては、選考委員の1人に増毛した「元ハゲ」の漫画家・やくみつる氏がいることから、「忖度」があったのではないかという疑惑も浮上していましたが、この疑惑についてやく氏自身が大賞発表後に取材に応じました。
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東京スポーツ紙によると、やく氏は、
 
「現代用語の基礎知識の巻末イラストを私が依頼されるが、印刷の関係で30語のノミネート前に入稿する。その時点で私は『このハゲーーーッ!』のイラストを入れている。その後にご当人が書類送検されて選考会で『まずい』と。(豊田氏の)『ちーがーうーだーろー!』は送検対象にギリギリ入ってない言葉だと解釈してノミネートされた」。
 
と裏側を説明したとか。さらに「早くみんな増毛すればいいのにと言いたい」とも語ったそうで、「元ハゲ」という高みから「忖度」を否定した模様です。

ネット流行語では「このハゲーーーッ!」が銅賞に

なお、12月1日にはネット流行語大賞も発表され、汚名返上とばかりに「このハゲーッ!」が銅賞に入賞。
 
これにはネットでも、
「俺たちのまゆまゆ最高や」
「真由子の汎用性が高すぎて他が雑魚すぎる」
「インパクトの強さ、面白さ、ネットや子供たちの間での話題度を考えたら、 『このハゲ!』しかないだろ」
 
などと一矢報いる結果に納得の声が上がっています。

来年もハゲが活躍する一年になるのでしょうか…。

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