髪の毛も体の一部である以上、日々の食事が重要なことは周知の事実。今回はそんな髪によさそうな食べ物をまとめてみました。

イソフラボン+カプサイシンの食べ合わせで育毛!というのは怪しい・・・

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気軽に食べられる育毛食品として、大豆に含まれるイソフラボンと唐辛子に含まれるカプサイシンを合わせて摂取することで育毛効果が得られるというものがありました。私もこれを信用して納豆や豆腐とキムチなどを食べるようにしていたのですが・・・

まんまとやられました。

なんとその研究を行っていた大学教授の論文に捏造が発覚。イソフラボン+カプサイシンの効果も疑わしいものになってしまいました。捏造が発覚したのは2011年ですが、今でも「イソフラボン+カプサイシンで発毛効果!」と謳っているサイトは多いですよね。

とはいえ、イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするといわれていますし、カプサイシンには血行促進効果があるので、食べても無意味ということはありません。ただし、唐辛子は食べすぎると胃腸に悪いので注意して下さいね。

本当に髪にいいと言われている食べ物10選

それでは、本当に髪にいい食べ物とはなんでしょうか。今回は食べ合わせではなく、食品そのものが含む栄養素に着目して選んでみました。



卵はタンパク質とビタミンB-12を含み、セレニウム、鉄、亜鉛、硫黄とミネラル分も豊富。調理方法も多彩で日々の食事に取り入れやすいのがポイントですね。

サーモン

サーモンは高品質なタンパク質とビタミンB-12、鉄分を多く含むオメガ3脂肪酸を多く含んだ食品です。 オメガ3脂肪酸は不足すると頭皮が乾燥し、毛髪がくたびれて見えてしまうので、サーモンなどから摂取するとよいでしょう。

緑黄色野菜

にんじんやカボチャ、ほうれん草などの緑黄色野菜には、細胞の成長や生成を促進するビタミンB群や血行を促進するビタミンEなどが豊富に含まれています。

鶏肉

髪の主成分はタンパク質。良質なタンパク質を豊富に含む鶏肉は基本中の基本です。

豆類

豆類にはタンパク質、鉄分、亜鉛、ビオチンが含まれています。ビオチンには毛細血管を太くすることで新陳代謝を活発にし、髪と頭皮の健康維持と寿命を伸ばす作用があります。

牡蠣

牡蠣は亜鉛を多く含む食品。タンパク質も多く含まれています。精力アップにもなるので、元気になるためにもぜひ食べたい食品です。

ナッツ類

ナッツ類には老化を防ぐビタミンやミネラル類が豊富ですが、中でもアーモンドには亜鉛が、くるみにはビオチンやビタミンE、オメガ3脂肪酸が含まれているため、育毛にはぴったりの食品です。

乳製品

カルシウムを多く含む食品は髪の成長に必要不可欠です。カルシウムは髪だけでなく、頭皮の状態もよくしてくれるので、ヨーグルトや牛乳などを一日一回は摂るようにしましょう。

黒ゴマ

黒ゴマにはタンパク質やビタミンE、ミネラル、が豊富に含まれています。すりごまなどにしてから食べることで消化吸収もよくなるので、食べる際は一手間加えるのがポイントです。

ホールグレイン(全粒穀物)

朝食のシリアルや全粒粉パンの原料となっているホールグレインには、鉄、亜鉛、ビタミン B が含まれています。乳製品と合わせて摂取しやすいのがいいですね。

いかがでしたか?私も今回紹介した食品を継続的に摂取しながら、楽しく健康な育毛ライフを送るよう努めていきたいと思います。

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