藤田慎一さんの著書「ぼくらはみんなハゲている」が、電子書籍化によりヒットしているそうです。
ぼくらはみんなハゲている

ぼくらはみんなハゲている マイライフアズアハゲ

神はなぜハゲを創り給うたか!? モテるハゲ、モテないハゲからカツラメーカーの実態まで、現代日本最大のタブー(かもしれない)「ハゲ問題」を、自らもハゲゆく著者が追う、新世代ルポルタージュ。フジテレビ系ドキュメント番組『NONFIX』シリーズでオンエアされ「勇気づけられた」「なんでこんなものをわざわざ放送するのか」と、賛否両論の大反響を呼んだ同名番組に、大幅な追加取材をくわえて待望の書籍化。そして、電子書籍化。
2004年に放送された「ぼくらはみんなハゲている マイライフアズアハゲ」というドキュメント番組がベースで、ディレクターも構成もリサーチもカメラマンも編成も全てが薄毛。さらにプロデューサーと編集の両女性スタッフも円形脱毛症経験者をそろえるというこだわりよう。本気や、本気やで!

紀元前1000年のエジプトの古文書には、ハゲの治療法が記されているという。
それからおよそ3000年。人間はハゲと闘い続けてきた。
しかし、未だハゲ問題解決の糸口は見ない。
4人に1人が薄毛に悩んでいるという現代の日本。
何故、神はハゲなんてお創りになったのか?
オール薄毛スタッフで、ハゲ問題の核心に迫ります。
-番組ページ(http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2004/423.html)より。
国内3大カツラメーカーを取材し、ヘアチェックを体験比較したり、ずさんな植毛手術を何度も繰り返されて頭がボロボロになった人を取材したりと、迫真のドキュメント。

当時はまだAGAという言葉も一般的ではなく、プロペシアが発売されたのが2005年。放送時にはまだ厚生労働省に承認されていませんでした。(リアップはあった)。今やジェネリックのフィンペシアがネットで買えるいい時代になったものです。

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書店レジへ持っていくのは恥ずかしい本

編集担当の村上清氏は

「書店のレジに『ハゲ』と書かれた本を持っていきにくかった人でも、電子書籍なら買いやすかったのかもしれません。紙より割安な価格設定もあったと思います。でも、いちばん大きかったのは、販売担当者がたまたまハゲへの偏愛が強い女性だったことかもしれません」-http://nikkan-spa.jp/819290
とヒットの要因を分析。たしかに、書店のレジに持っていくのがためらわれるタイトルではあります。そんなことよりハゲ好きの女子ってほんとにいるんや…勇気が湧いてきた…。

フジテレビのサイトに掲載されていた、著者の解説文を読むとさらにグッときます。
若ハゲである僕は、ただそれだけの理由で、突然、勤務するテレビ制作会社から「ハゲの番組を作れ」と命令された。こうなったらいっそ、スタッフ全員ハゲで揃えた、ハゲによるハゲのための番組を作ってみよう。こうして僕の、「ハゲゆく人々」との出会いの旅が始まった。

ハゲが「不自由」なのは、確かに社会の仕組みのせいかもしれない。しかし、その社会を住みやすいように創造できるのは、結局ハゲであろうとなかろうと、僕ら自身しかいない。もちろん、誰だって完全ではない。「ぼくらはみんなハゲている」のだ。まずは、不完全な自分を認めることから始めよう。 -http://www.fujitv.co.jp/nonfix/info_book.html
このハゲルヤも「ハゲと向き合うウェブマガジン」を謳っています。

ハゲの自分と向き合い、楽しく付き合っていく方法やハゲで周りを明るく照らせるようなネタを今後も紹介していこうと改めて思いました。







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