ライオン ビューティケア研究所が気になる調査結果を発表しました。なんと薄毛の人は「あの部分が硬い」のだそうです。

その部分とは、そう、頭皮ですね

同研究所によれば、30〜40代の男性65人を薄毛の度合いにしたがって「薄毛」と「薄毛でない」の2グループに分類。その上で頭皮の硬さと水分量を測定しました。

頭皮の硬さは粘弾性測定機を用いて測定。その結果、薄毛グループはそうでないグループと比較し、頭皮が硬く、薄毛の程度と頭皮の硬さに相関性があることがわかったそうです。

薄毛の状態別に「頭皮の硬さ」をチェック

両グループの「頭皮の水分量」を測定すると、薄毛グループは、そうでないグループよりも頭皮の水分が少なく、乾燥していたそうです。

つまり、これらの結果から、薄毛の人は頭皮の状態が「乾燥して、硬い状態である」ことが明らかとなりました。

頭皮の乾燥には洗髪時のマッサージが有効

ライオン ヘルスケアマイスター・山岸 理恵子さんによると、「薄毛グループの頭皮の硬さを引き起こしているのは頭皮の乾燥で、その乾燥は『血行不良』に由来すると推測されます」とのこと。

これを予防するには日々のケアによって、血行不良を起こさないようにすることだそうです。また毎日のシャンプーのときに、頭皮をマッサージすることもすすめています。

シャンプーを泡立て、指の腹を使って、髪の生え際から頭頂部に向かって頭皮をもむようにして洗うのがポイントとしていますが、これは以前の記事にも書いた通りですね。

ライオンが2013年に行った調査によると、30代男性の約8割が薄毛・抜け毛について気にしており、「頭皮が硬いと薄毛になりやすい」と65%が認識していました。

うすうす感づいていたことが実証されたわけで、今日から頭皮を柔らかく、みずみずしく保つためにマッサージを心がけましょう。

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