将棋界のエンターテナー、佐藤紳哉六段がNHKの「将棋フォーカス」で、対局直前にカツラを外し、対戦相手の山崎隆之八段を動揺させるという"禁じ手"をぶちかましました。
対戦途中に外さないという武士道精神も感じつつ、自分の特徴を最大限に活かした駆け引き。恐れいります。
佐藤紳哉六段は「より強く、よりカッコよく」がモットーの棋士。第62回NHK杯将棋トーナメントの対戦前インタビューが斬新すぎて大きな話題を呼びました。
こういったサービス精神により将棋界に新風を吹き込んでいます。
いやー。新人類だわ。
23日放送の「将棋フォーカス」(NHK教育)で、佐藤紳哉六段が、対局直前に被っていたカツラを外す珍事が起きた。
山崎八段は前回、阿部光瑠五段を下しており、今回佐藤六段の挑戦を受ける形となった。対局前、佐藤六段が「毎日素振りをしているので、勝てると思います」と挑発すれば、山崎八段も「勝てそうな人なんで、物足りないかな」と応じていた。
いざ対局となると、佐藤六段が「ちょっと待って」と言い、ジャケットを脱ぎ始めた。半袖姿になって対局が始まるのかと思いきや、なんと今度は「これも」といいながらかぶっていたカツラを取り、広い額をあらわにしたのだ。-http://news.livedoor.com/article/detail/10501905/
さらに、カツラは同席していた乃木坂46の伊藤かりんに渡してしまった。この事態に伊藤と山崎八段は笑いをこらえきれないでいたが、佐藤六段本人は真剣なまなざしで盤上を見つめていた。山崎八段も佐藤六段の本気に「はい、分かりました」と述べ、対局が始まった。
対局は、はげしい攻防の末に77手をもって山崎八段が勝利した。感想戦で佐藤六段が「詰んでなかった?」と尋ねると、山崎八段は「詰むか詰まないか分からなかった」と認めるなど、きわどい勝負だったことを明かした。究極の心理戦ですね。
山崎八段はこのあと「内容は激しくてよかったんですけどね。盤上以外でもいろいろあったので」といい、佐藤六段のカツラ外しに動揺していたことを打ち明けた。
対戦途中に外さないという武士道精神も感じつつ、自分の特徴を最大限に活かした駆け引き。恐れいります。
佐藤紳哉六段は「より強く、よりカッコよく」がモットーの棋士。第62回NHK杯将棋トーナメントの対戦前インタビューが斬新すぎて大きな話題を呼びました。
こういったサービス精神により将棋界に新風を吹き込んでいます。
いやー。新人類だわ。