知っているようで知らない、ハゲ・薄毛の原因。今ではボクも詳しくなりましたが、若かりし頃は誰しもデマに踊らされたもの。今回はハゲ・薄毛にまつわる根拠ゼロの俗説たちを集めてみました。



デマその1:父親が薄毛だと息子も必ず薄毛になる。

解説:薄毛の原因となる性質は確かに遺伝しますが、それだけで必ず薄毛になるとは言えません。遺伝によって薄毛になるのは全体の25%程度だと言われています。

デマその2:薄毛の人は性欲が強い。

解説:性欲そのものは関係がありません。ただし、射精の回数が多いと髪の生成に必要な栄養素である亜鉛が消費されるため、サプリなどで補ったほうがよいでしょう。

デマその3:体臭が強い人は薄毛になる。

解説:ほとんどの場合、体臭の原因は食事にあります。肉や脂ばかりを摂っていると体臭がキツくなることはありますが、それが直接薄毛に影響するわけではありません。

デマその4:女性はAGA(男性型脱毛障)にならない。

解説:まれにではありますが、女性にも男性型脱毛症を発症する方がいます。

デマその5:脂性の人は薄毛になる。

解説:脂性だからといって薄毛になるわけではありません。ただし、皮脂が分泌されすぎて、頭皮が炎症を起こすと薄毛になることがあります。これは脂漏性脱毛症と呼ばれているもので、治療を受けることで回復します。

デマその6:白髪の人は薄毛にならない。

解説:白髪と薄毛は原因が異なるため、白髪が多いからといって薄毛にならないわけではありません。

デマその7:頭皮が動く人は薄毛にならない。

解説:頭皮が動く人は血行もよく、薄毛になりにくいように思いますが、薄毛はいくつもの原因が重なって起こるもの。頭皮が動くというだけで薄毛になるかどうかを判断するのは難しいといわれています。

デマその8:髪を長く伸ばすと薄毛になる。

解説:髪を長く伸ばすだけでは薄毛にはなりません。ただし、髪を縛ることによって牽引性脱毛症を発症することはありえます。

デマその9:食が欧米化したから、日本人に薄毛が増えた。

解説:肉などのタンパク質は髪の生成に欠かせないもの。バランスの良い食事を心がければ、和食でなくても問題はありません。

デマその10:帽子をかぶると薄毛になる。

解説:紫外線が強い時などは、帽子を被ることで頭皮のダメージを抑制することができるため、適切にかぶればむしろ薄毛予防に効果的です。ただし、夏場に厚手の帽子を長時間被るなどはさすがに問題があるので、季節にあったものを選ぶことが大切です。

デマその11:頭皮を叩いて刺激を与えると髪が生えてくる。

頭皮を強く叩くことによって、逆にダメージを与える場合もあるので、あまりおすすめできません。血流改善を図りたいのであれば、マッサージを行うことをおすすめします。

デマその12:海藻を食べると髪が増える。

解説:海藻はミネラルを豊富に含んでいるという点では育毛にも有効な食品だと言えます。しかし、髪の生成にもっとも必要な栄養素はタンパク質です。海藻だけを食べてフサフサになることはまずありません


少し調べただけで、なんと12個もデマが出てきました。もちろんこれ以外のデマも世に出回っているはずです。

ハゲ・薄毛は精神的に辛く、藁にもすがりたい気持ちなるものですが、見当違いな対策をしていては克服することはできません。デマに踊らされる前に、自分の症状をしっかり確認し、効果的な対策を行いましょう。

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