就職活動では企業への「この機会を大切に考えています」という無言のメッセージとして、衣服や頭髪など、いわゆる”身だしなみ”の重要性が指摘されますが、薄毛の場合は”身だしなみが整っていない”と見られてしまうのでしょうか…。

学生の頃は「ハゲだと面接が不利になるのでは」と悩むこともありましたが、実はどうやら薄毛は就活に”強い”らしいという明るいニュースです!



就活時のハゲを気にするのは、私だけではなかったようで、このほど「Yahoo!知恵袋」に「【若ハゲの就活について】」と題し、22歳の大学4年生が相談を投稿。

それによると投稿者は「正直言って結構なM字の若ハゲ」だそうで、就活を始めるにあたって前髪を短く切ったところ、「まさか...と思うほど生え際のM字と薄さが目立つんです...」と苦悩を打ち明け、「若ハゲで悩んでる方はどうやって就活を乗りきりましたか?」と相談。

「それ以来外に出るのも嫌になってまともに就活が出来ないどころか学校に行くのさえストレスになってしまっています」と相当思い詰めている様子。

分かりますよ…その気持ち!

就活までは、髪を伸ばして“若ハゲ”を隠していたのに、「就活では清潔感が重要」と言われ、「清潔感」と「ハゲを隠す」ことを天秤にかけ、髪を切ってしまった時の後悔たるや…。

周りの連中には、他大の女の子との”出会い”があるなんて、ウキウキしてやがるヤツもいましたが、就活というトラップで”若ハゲ”を晒す羽目になった自分にとっては、「暗黒の時代」でした。

しかし、この投稿に
「会社に入ったら髪の話はNGになるので大丈夫ですよ」
「髪の毛が薄い/濃いの判断基準は普通の企業には無いと思います。そのまま、清潔感を持って就活をして頂くことをお薦めします」

とのアドバイスが寄せられたほか、
「割り切ってネタに出来るくらいであれば、むしろ余計なプライドが無く神経も太いと思われるので、プラスだと思います」

と就活で有利との回答も。 マジですか…!?

思い返してみれば、某テレビ局の面接の時にハゲ親父の面接官が、やけに「生暖かい」視線を送ってきた気が…。

確かに、もし自分が採用する側であれば、頼りない頭皮をさらけ出してまで社会の荒波に挑もうとする若者の姿をみたら、ついつい採点が甘くなってしまうかも。

人材コンサルタントの常見陽平氏もNEWSポストセブンの取材に対し、「働いてみてわかったのですが、薄毛の方は、自信を持っている方と、自信を持ってない方の両方がいるんです。自信を持たず、委縮してしまう方を時々見ますが、こういった方は人相までも悪く見え、実にもったいない。『髪の量』だけでなく、『人格』全体を自ら否定している感があります」と解説。

働くにあたっての評価において、薄毛は決して自己管理のマズさにつながらないと語っています。

そうだったのか…。就活の時に知っておけば、あんなに悩むこともなかったのに…。

これから就活に立ち向かう”若ハゲ”の皆さん。安心してください!ハゲてても就職できますから!

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