ハゲルヤ読者にとって気になるカツラやウィッグの話題ですが、近頃話題になっている「ヘアドネーション」をご存知でしょうか? 
01
これは病気や事故によって髪の毛を失ってしまった18歳以下の子供たちへ医療用のウィッグを無償提供するため、自分の髪を寄付するという活動です。

1人分のウィッグを作るのに30人分の髪が必要

活動を行っているのは大阪のNPO法人「Japan Hair Donation & Charity」

1人分の医療用ウィッグを製作するためには31センチ以上の毛髪が約30人分必要となります。我々だと少なくとも100人は必要ですね…。

大阪のNPO法人が始めた活動は全国各地へ広がりをみせていて、一般の方だけでなく女優の柴咲コウさんや水野美紀さん、タレントのベッキーさんも参加しています。
柴咲コウさんはヘアドネーションについて、

「小さい子どもが髪を失うと深く傷つくので、協力したかった。ヘアドネーションに参加するだけで、誰かの役に立てて嬉しい」

と話しています。

大きい大人も髪を失うと深く傷つきますが、そりゃ子供のほうがショックですよね。

こういった取り組みに芸能人のような影響力のある方が参加することは大切。そんな啓蒙活動もあってか、一般の方の参加者も増えているようです。
日本もまだ捨てたもんじゃないですね。

3年伸ばした髪を寄付した少女の話

去年6月には長野県諏訪市の美容室がヘアドネーションの取り組みに賛同。
829741fbd5af56071de39c0f56ba1567_s
GW前に訪れた小学4年生の女の子は、3年間伸ばし続けた60センチもの髪の毛を提供したそうです。

なんて優しい子なんでしょう。

ヘアドネーションに髪の毛を提供するきっかけとなったのは、2年前に放送していたテレビ番組。この時たまたま放送していたヘアドネーション特集が頭の片隅に残っていて、自分が髪の毛をカットする時に思い出したといいます。

女の子の母親は娘がヘアドネーションに髪の毛を提供すると言った時、髪が無くなる病気のことを話し合ったそう。背中まで伸びた髪の毛を5つに束ね、そのうち3束を寄付用にしました。

髪をカットし終えた女の子は、

「自分だったら髪がないと悲しいと思うので、役に立ててよかった。また伸びたら寄付したい」

と笑顔で話していたそうです。

母親も「髪を切ることで色々な話をして、貴重な体験ができた。まだ小さい子どもと思っていたけど、成長を実感した」と喜んでいたそう。

さあ、ハゲルヤ読者の皆さん。いつかヘアドネーションに髪の毛を提供するため、日々育毛に精進しましょう。人は、誰かのためなら頑張れるって本に書いてありました!寄付できるほどの髪…憧れますね…。

ヘアドネーションへの参加を希望される方がお近くにいる方はコチラをクリックして参加している美容室をチェックしてみてくださいね。

この記事にハゲまされたら
いいね!しよう

ハゲルヤの最新情報をお届けします