「若い頃に金髪にすると将来ハゲる」よく言われますね。ヤンチャの代償は大きいものです。
今回はヘアカラーやブリーチの仕組み、毛髪や頭皮に与える影響について考えていきましょう。

ブリーチするとはげるって本当?
最近は昔と比べファッションもより自由になり、個性豊かなスタイルが人気です。
社会人になると仕事上の都合もあり、髪の色に制限が出てきますし、若いうちに金髪など思い切ったヘアースタイルを楽しみたい、とうひとも多いのではないでしょうか。
ただ、問題なのはヘアカラーやブリーチによってハゲになりやすいという噂があること。将来の薄毛が気になっておしゃれを楽しめないなんて寂しいですよね。
はたして“金髪は将来ハゲる”という話には根拠があるのでしょうか?

ブリーチの効能はメラニン色素を分解した「脱色」のみ。染料が入っていないので明るくするだけで色はつきません。
ブリーチとヘアカラーの違い
ヘアカラー
ヘアカラーは「脱色」+「色素を加える」というものです。
アルカリ剤が毛髪を覆うキューティクルを開き、黒いメラニン色素を分解すると同時に染料で着色していきます。
薬剤はシャンプーで洗い流すので直接、毛根にダメージを与えることはありませんが、染める前のトリートメントを怠るとキューティクルが開いたままになってしまいます。
そのまま放置すると、髪の毛内部のタンパク質がどんどん抜けてしまうので毛髪や頭皮へダメージを与える可能性があります。
ブリーチ

ブリーチの効能はメラニン色素を分解した「脱色」のみ。染料が入っていないので明るくするだけで色はつきません。
仕上がりは髪質によっても異なるため、太く硬い髪の毛は一回では明るくなりにくく、金髪にするためには2回~3回に渡って色素を抜く必要があります。
繰り返しブリーチを行うことで髪の栄養素が流出するので、毛髪や頭皮へダメージを与える可能性が出てきます。
脱色だけでも明るい髪色にすることは可能ですが、より鮮やかな色にするためにはブリーチのあとにヘアカラーをするのがポイント。
俳優やモデルのようなきれいな金髪にするためにはブリーチ+ヘアカラーの合わせワザが必要になるため、さらに髪が傷みやすく頭皮へ与える影響も大きくなります。
ヘアカラー・ブリーチが頭皮に与える影響
ヘアカラーやブリーチは毛髪に作用して脱色、染色するものなので頭皮とは関係ないという考えもあります。
確かに、カラーやパーマ液が男性ホルモンのように直接、毛根を攻撃するわけではありませんが、頭皮に薬剤が付着するため、すぐに流したとしても多少のダメージは避けられません。
カラーやブリーチをかけた後は髪の毛の状態も良くないですし、頭皮も弱っている状態。毛髪はキューティクルがはがれやすくなり保水力が落ちてしまいます。
水分が蒸発し髪がパサつくので枝毛た切れ毛が発生しやすくなり、タンパク質が抜けていくので毛髪のハリも失われます。
毛髪は一定のサイクルで生え変わるので問題はありませんが、ケアを怠るとそれだけ髪は傷みますので頭皮への悪影響は避けられないでしょう。
ヘアカラーにはアルカリ剤が含まれているので頭皮の皮脂を取り去ってしまい、頭皮が乾燥しやすくなります。放っておくとかゆみやフケの原因になりますし、頭皮が硬くなるため毛髪が生えづらい状態に。
髪の毛は毛根に存在する毛母が細胞分裂が行うことで形成されますが、頭皮の荒れはその細胞分裂を妨げることにもつながります。
こうした頭皮環境の悪化はそのまま放置しているとどんどん進行していきます。その状態を繰り返していれば、ヘアカラーやブリーチが原因となってハゲになる可能性もあるでしょう。
ブリーチでの抜け毛を防ぐ3つの対策

ヘアカラーやブリーチによるハゲを防ぐ対策として挙げられるのが、
- 「美容室でしっかりとしたアフターケア」
- 「自分でも育毛剤で頭皮ケア」
- 「毛染めは間隔をあける」
この3つです。
脱色・染色する際は、頭皮に薬が浸透しないように髪の生え際1cm を染めないようにするという方法もありますが、これを自宅でやるのは難しく、プロの美容師にお願いする必要があります。
さらに、市販品のカラーリング剤は薬剤の強さが一定になっており、人によっては頭皮への刺激が強すぎる場合も。
美容室であれば薬剤が弱いものから強いものまで揃っています。頭皮の状態や髪質に合わせて施術してもらうことができるので、金髪にする際はプロにおまかせしてください。
そして、最も大事なのは「自分でできるケアを頑張る」ことです。
頭皮ケアと育毛、両方を望むのなら、毛髪成分の配合された育毛剤を使用するのがよいでしょう。
ヘッドスパなどに通わなくても自分で頭皮ケアをすることはできますし、健やかな頭皮環境を保ちつつ、毛髪が育ちやすい状態へと近づけることができますよ。
頭皮ケアを忘れずにおしゃれを楽しもう!
ブリーチやヘアカラーはアフターケアを怠った場合、頭皮へのダメージへとつながることがあり、抜け毛やハゲにつながる可能性があります。大切なのはヘアカラーやブリーチを行った際に、しっかりと頭皮ケアを行うこと。将来のハゲを防ぐためにも自宅でのケアをとりいれ、頭皮や毛髪をいたわりながらおしゃれを楽しみましょう!
正しいブリーチの使い方
事前の準備
髪の健康状態を確認しましょう。髪が傷んでいる場合は、ブリーチによるダメージを最小限に抑えるために、しばらく髪のケアに時間をかけることを検討してください。要求される明るさとトーンに基づいて、適切なブリーチ剤とパウダーを選びましょう。髪の長さとタイプによって必要な量が異なるため、説明書をよく読んで正確な測定を行いましょう。
テストパッチの実施
ブリーチ剤を使用する前に、皮膚アレルギー反応や過敏症の可能性を確認するために、手首や耳の後ろなど目立たない場所でテストパッチを行いましょう。24時間後にかゆみや発疹などの反応がないことが確認できたら、本格的に染めることができます。適切なブリーチの塗り方
髪の根元から遠い部分から塗布し、髪の先端には最後にブリーチ剤を塗布するようにしましょう。これにより、髪の先が過剰に明るくなるのを防ぐことができます。ブリーチ剤の処理時間は指示通りに守りましょう。過剰な時間を経過させると、髪に深刻なダメージを与える恐れがあります。
髪の種類や元の色によっては、複数回のブリーチ処理が必要になる場合があります。しかし、連続してブリーチを行うことで過度なダメージを与える可能性があるため、適切な間隔を空けましょう。
アフターケア
ブリーチ後は、髪のダメージを最小限に抑えるために、しっかりとしたアフターケアが必要です。保湿効果のあるシャンプーやコンディショナー、トリートメントを使用し、髪を補修しましょう。熱スタイリングやヘアカラーの頻度を減らすことで、髪をさらなるダメージから守ることができます。 髪を守るために、日常的にヘアオイルやヘアマスクを使用しましょう。
これらの注意点を順守することで、ブリーチによる髪の染色をより安全かつ効果的に行うことができます。しかし、ブリーチは髪にとって負担が大きい処理であるため、慎重に行い、髪の健康を最優先に考えましょう。

