何かと話題のフジテレビですが、9/28に放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP」が大炎上中です。
問題はとんねるずの石橋貴明が「保毛尾田保毛男」という往年のキャラクターを演じたこと。
すでにニュースでも多く報道されていますが、このキャラクターが、同性愛者に対する偏見を助長するものとして視聴者やLGBTの関連団体から批判の声があがり、フジテレビの社長が謝罪する事態となりました。
すでにニュースでも多く報道されていますが、このキャラクターが、同性愛者に対する偏見を助長するものとして視聴者やLGBTの関連団体から批判の声があがり、フジテレビの社長が謝罪する事態となりました。
しかしこの問題がただの炎上と違うのは一方的な批判だけで終わらなかったこと。擁護派からこんな意見が寄せられたのです。
「ホモはダメでもハゲやデブをいじるのはいいの?」
我々のような薄毛の人間をテレビでいじることはよくありますし、ハゲネタでブレイクしている芸人さんもいます。もちろんハゲである本人が自身のハゲをネタにするのはいいとして、フサフサの人間がハゲネタ、カツラネタで笑いを取るのは差別ではないのかという話です。
お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんはTwitterで次のように語っています。
村本大輔(ウーマンラッシュアワー)@WRHMURAMOTOだったらいっそのこと、レズもホモもハゲもデブもチビもノッポも、団体を作ってテレビに抗議して世の中から笑いを奪ってしまえ。それがいいんだろう。抑圧から生まれるのは反動。袋とじのエロ本のように、袋とじをやるから覗く。
2017/09/30 01:33:18
一方、フジテレビに抗議の文書を提出したメンバーで、自身もトランスジェンダーという杉山文野さんは今回の件についてブログを綴っています。
僕は「人権を意識してエンタメを作るべきだ」と主張するつもりはない。
しかし、「悪気のない」笑いの裏でどれだけ多くの人が傷つき、時には自殺にまで追い込まれているという現実を知ってほしい。
笑いを生み出す想像力を、ほんのすこし、僕らのところまで広げてもらえたら、どれだけ多くの人が救われるだろう。- https://note.mu/fuminosugiyama/n/n7747c74b40a0
このように賛否両論を呼ぶ今回の保毛尾田保毛男問題ですが、なぜ我々のようなハゲと呼ばれる人間は、ハゲをいじる人々に文句を言わないのか。
ハゲている人がおおらかな人間だから?ハゲネタが面白くて自分でも笑ってしまうから?ハゲていることは個性だから?
ハゲている人がおおらかな人間だから?ハゲネタが面白くて自分でも笑ってしまうから?ハゲていることは個性だから?
結果は「差別だと思う:42%」「差別だと思わない:58%」。
人によってよっても様々な意見があると思いますし、ハゲの中にも「いじるんじゃない!」と言う人がいると思いますが、憐れむくらいならむしろ笑ってくれ、ハゲを好きになってくれと思うんですよね。
ハゲは世の中を明るく照らす存在でありたいと願っています。
一番の願いはあの頃のように毛が生えることですが…。
ハゲは世の中を明るく照らす存在でありたいと願っています。
一番の願いはあの頃のように毛が生えることですが…。