相撲界での暴行事件が世間を騒がしたのも束の間、スポーツ界では女子レスリング・伊調馨選手へのパワハラが大きな騒動となっています。
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日本レスリング協会の栄和人強化本部長によるパワハラ行為に関する告発状が内閣府に出されたことで、“ハゲ”のイメージが著しく下がってしまったことを先日、お伝えしましたが、なんと問題は「パワハラ」から「ハゲハラ」へとシフトしてきているようです。
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日本レスリング協会の栄和人強化本部長によるパワハラ行為に関する告発状が内閣府に出されたことで、“ハゲ”のイメージが著しく下がってしまったことを先日、お伝えしましたが、なんと問題は「パワハラ」から「ハゲハラ」へとシフトしてきているようです。
この騒動をめぐり、新たな疑惑が報じられている中、栄監督が所属する至学館大学の谷岡郁子学長が会見を開き、告発状に対し反論しました。
元参議院議員の谷岡学長
谷岡学長は会見で、レスリング部の選手を含む学生らに「お前が謝れ」、「偽善者め」、「至学館だと思って、つけ上がるな」などの中傷のメールなどが送りつけられており、風評被害を受けていると述べ、「私の怒りは沸点に達しました」と怒りを露わに。
このクソ学長の会見自体がパワハラでしょ。上から目線の超高圧的会見。学長の私は偉いんだぞ!…って感じ。栄監督を完全擁護で、伊調馨はボロクソ扱い。これで、パワハラは間違いなくあったのを確信したわぁー。#ミヤネ屋 #至学館 #志学館大学 #谷岡郁子 #栄監督 #伊調馨 pic.twitter.com/jWM9eLnkz2
— どくどくグリン (@dokudokugreen) 2018年3月15日
リオ五輪では移動の際に、吉田沙保里選手と登坂絵莉選手のみがビジネス席だったことについて「吉田(沙保里)はエコノミー症候群が心配だから自費で行くといい、登坂(絵莉)の所属会社はそれにならった。伊調にも聞いたが、彼女は断った。自費でそれぞれがビジネス、エコノミーで行くことのどこに問題があるのか」と説明するなど、告発状に書かれたパワハラの内容をことごとく否定。
伊調選手は練習場が定まっていないとされていますが、谷岡学長は至学館大の道場は栄氏個人のものではないとし、「私が使わせると言えばいつでも使うことができる」と主張。さらには「その程度のパワーしかない人間なんです、栄和人は。パワーのない人間によるパワハラが一体どういうものであるか、私には分かりません」と栄監督にパワハラはできなかったとの見解を示しました。
さらに会見で谷岡氏は伊調選手の立ち位置について、「そもそも選手なんですか?」「そもそも彼女は東京五輪を目指しているんですか?」と疑問を呈し、伊調選手がリオ五輪後に「これからのことは空白だ」と話していたことをあげ「選手でない人、五輪を目指すはずがない人の5連覇を阻止するといったことが存在できるでしょうか」と持論を展開。
日本レスリング協会副会長で至学館大学学長の谷岡郁子:伊調馨はむ選手じゃないからパワハラになりえないと滅茶苦茶な理屈で栄監督を擁護。喋り方や顔つきをみた多くの人は貴女の言うことにうなずけなかったに違いない。見ているこちらの怒りが沸点に達したよ!!!#レスリングパワハラ問題 pic.twitter.com/G87nBGzza7
— のびたん (@nobitan1) 2018年3月15日
こうした発言に対し、16日放送の「とくダネ!」で俳優の別所哲也は「そういう発言自体が栄さんに対してパワハラになっていないですか」と主張。
「スッキリ」でもタレントの本上まなみが「学長の口調にものすごく圧を感じます」「『その程度のパワーしかない』とか、弱い立場であることを強調すればするだけ違和感を覚えてしまいます」とコメント。
デヴィ夫人は自身のブログで「なんですか、あの態度あの発言」「この人の頭の中そのものがパワハラです」と怒りを込めて見解を綴っています。
「スッキリ」でもタレントの本上まなみが「学長の口調にものすごく圧を感じます」「『その程度のパワーしかない』とか、弱い立場であることを強調すればするだけ違和感を覚えてしまいます」とコメント。
デヴィ夫人は自身のブログで「なんですか、あの態度あの発言」「この人の頭の中そのものがパワハラです」と怒りを込めて見解を綴っています。
ネットでも、
「あの放送内容の学長がパワハラ」
「谷岡郁子がパワハラの根源なんちゃう?」
「谷岡郁子学長自身がパワハラの権化のような口調で、実際の会見も見ていたが、実に後味が悪く、元々政治家だったらしく、何様モードの態度だった」
「谷岡学長の物言いがパワーハラスメント全開で笑えます」
と、同様のコメントが多数。
また会見で谷岡学長は栄監督の性格について、「監督は小心者だから、臆病だから、メンタルが弱いから、チキンハートだから」「いっぱい言葉は言うんだけれども文脈がはっきりしない」などに加え「レスリング選手を育てることについて天才だと思います。でも天才ならではの、ある意味ではバランスの欠けた人間性がないわけではないという風に思います。おっちょこちょいで脇が甘い」などと話しており、もはや栄監督を擁護しているのか批判しているのかさっぱり…。
極め付けの発言は、
「なんとか励ましながら、栄監督のハゲを増すことはできませんので、励ませませんが、彼女は励ませましたので、私は彼女を抱きしめて励ましました」
との発言。
ビートたけしも17日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」で「あれはハゲハラっていうんじゃないんでしょうか」とツッコミ。
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どうやら問題は、「ハゲハラ」へと移行する可能性もありそうです。
至学館・谷岡学長 意味不明会見
— 先輩のハト (@senpai_hato) 2018年3月17日
オリンピック4連覇・国民栄誉賞の伊調馨選手に侮辱。栄監督にも「ハゲ、バランスの欠いた人間、脇が甘い」←小沢一郎に唆されて議員になったんだな、この人。なんとなく小沢に性格が似ている。常に喧嘩腰。傲慢#伊調馨#レスリング#至学館大学 pic.twitter.com/VeBoZi0I2b
ハゲとパワハラ関係ないやろ!
しかも、途中で噛んでない?こんなのギャグじゃなく単なる「ハゲハラ」ですから!
しかも、途中で噛んでない?こんなのギャグじゃなく単なる「ハゲハラ」ですから!
ネットもこの谷岡学長の発言に反応。
「谷岡学長の励ますとハゲをかけた会見、何あれ。ドン引き」
「至学館学長のババア、ハゲの励ましってダジャレめっちゃスベっててウケるんだけど〜〜」
「なに上手いこと言った顔してんの?」
「至学館大の学長はハゲ増しネタを言いたいが為に記者会見を開いたのだと納得」
「栄監督がお気の毒」
「至学館・谷岡学長の会見はハゲハラ?」
「谷岡学長の言うに事欠いて、ハゲいじり。最低だよw」
ビートたけしも17日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」で「あれはハゲハラっていうんじゃないんでしょうか」とツッコミ。
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どうやら問題は、「ハゲハラ」へと移行する可能性もありそうです。