日大アメフト部の選手が関西学院大学の選手に行った悪質なラフプレーの件で、実際にタックルをした選手が5月22日に会見。慌てて、日大側も監督・コーチ、学長が会見しましたが、その内容のひどさは皆さんも報道でご覧になっているかと思います。本当にひどい・・・。



さて、日大選手の会見の中で、こんな発言があったのを皆さんはご存じでしょうか。
「"相手のQB選手がケガをして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろ。これは本当にやらなきゃいけないぞ"と念を押され、髪型を坊主にしてこいと指示されました」
この発言から我々ハゲルヤ編集部が感じたのは「坊主」という髪型がいまだに反省や謝罪を表すものとして使われていることに対する驚きでした。だって今、2018年ですよ。もうすぐ平成が終わるんですよ?まだこんなことやってんのかと。

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仏教では剃髪することで煩悩を落とすという意味合いがあるといいますが、その影響からか、日本では何か悪いことをしたり、気合いが足らないというときに坊主頭にする俗習があります。ボクも中学時代に所属していた野球部ではなぜか丸坊主にさせられたものです。

でもこれ、もうやめた方が良いと思います。髪はとても大事なものです。大人になったとたん薄毛になるケースもあるのに、若い間に好きな髪型を楽しめないなんて本当につらい・・・。

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少し振り返れば、2013年には当時AKB48所属していた峯岸みなみさんがスキャンダルの責任を取って丸刈りで謝罪する動画をアップしたこともありました。あの時の峯岸さんは自分の意思で丸刈りにしたといいますが、もちろん背景には「丸刈りが謝罪につながる」という社会の認識があったわけです。

そもそも、丸坊主にしたからって本人が本当に反省しているとは限らないのに、丸坊主にするなんて意味がないんです。そしてこれは、もう青々とした丸坊主にはならない頭になってしまった今だからこそ声を大にして言いたい。

髪をもっと大事にしろ!髪はそんなことのためにあるんじゃない!

この悪しき習慣が日本からなくなることを祈っています。

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