ハゲルヤ読者なら誰もが気になるアンケートを行ったのが、髪のことならなんでもお任せの株式会社アデランス。全国の30〜60代の既婚男女824人を対象に「夫婦の髪に関する意識調査」を行った中の質問の1つです。

パートナーの薄毛対策について「やってほしくない」「どちらかといえばやってほしくない」と否定的な回答をしたのは夫（9.7％）より妻（16％）の方が多いということが分かりました。つまり、夫の方がパートナーの薄毛対策に肯定的ということです。16％の妻はそのままハゲてていいと思っているということでしょうか。

カツラを使ってほしい妻 わずか0.7％

■パートナーが薄毛になったときにどんな薄毛対策をしてほしいですか？

妻が薄毛になったらして欲しい薄毛対策は、1位「スカルプシャンプー（38.6％）」、2位「育毛剤（33.3％）」、3位「ウィッグ（26.9％）」でした。

一方、夫が薄毛になったらして欲しい薄毛対策は、1位「スカルプシャンプー（57.5％）」、2位「育毛剤（44.9％）」、3位「その他（14.3％）」

特徴的な部分としては、「ウィッグ」と回答した男性（夫）が26.9％と3位なのに対して、女性（妻）は0.7％。夫は薄毛対策として妻がウィッグを付けることに賛成していますが、妻は夫が薄毛対策としてカツラを付けるのに否定的な意見が多いようです。

増毛してほしい「17％」

■あなたはパートナーが薄毛になった場合、増毛することに対してどう思いますか？

この質問に「やってほしい」「どちらかといえばやってほしい」と肯定的な回答をした人は妻（17％）より夫（23.3％）の方が多い結果でした。

一方、「やってほしくない」「どちらかといえばやってほしくない」と否定的な回答をした人は、妻（38.8％）の方が夫（19.9％）より多く、夫の方が妻の増毛を支持する傾向にあることがわかりました。

上記の質問について夫の年齢別のアンケート結果もあります。妻に増毛して欲しいと考えているのは、50代・60代よりも30代・40代と若い世代の方が高いという結果でした。

■あなたのパートナーの髪に関して、結婚してから変わったと思うところはありますか？

約3割の妻が、「夫の髪が悪い方向に変わった」と感じていることが分かりました。ではその「夫の髪が悪い方向に変わった」というのは具体的に何がどのように悪い方向に変わったのか。

こちらは上記の質問で「悪い方向に変わった」と答えた妻に、夫の髪で最も変わった点を尋ねました。その結果、「髪の量が減った」と答えた人が6割以上となりました。妻の半数以上が夫の薄毛をネガティブに感じているようです。

一方、夫側の回答は1位「白髪が増えた（38.1％）」、2位「髪の量が少なくなった（23.8％）」、3位「髪が細くなった（14.3％）」でした。

今回のアンケートを通じて、夫の毛量が減ったことに妻がネガティブな印象を持っていることが分かりました。ただ、夫の毛量が減っている理由は妻からのストレスではないのか。

ハゲルヤ編集部は今後も夫婦間の毛髪事情に迫りたいと思います。