電力小売自由化によりガス会社やネット企業など、さまざまな企業が電力の小売り事業に参入していますが、今度はなんとお坊さんたちが電気の販売を始めるようです。

今回電力小売り事業をスタートさせるのは浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、高野山真言宗などの僧侶たち。宗派の垣根を越えて、新事業のために集まりました。

会社名はその名もズバリ「TERA Energy」

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ってダジャレかよ!

会社の住所は京都市下京区ということで、京都のブランド力を活かしてガンガンお金儲けをするのかと思いきや、そこはさすがお坊さん、なんとこの会社の目的は「エネルギー事業を通じて社会貢献に取り組む寺院のサポートを目的とする」という崇高なもの。

気になる電気料金は電力調達元の中国電力の電気料金より2円安いにもかかわらず、電気料金の一部を「お寺サポート費」と「子ども食堂」などの社会貢献にまわすといいます。

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商品名もはそのまま「おてらのでんき」。ロゴマークは電球の中に蓮の花が入っているというなんともありがたいものになっています。

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事業の開始は2019年4月から。初年度は、中四国地方の寺院、檀家を中心に事業を展開していくとのこと。2年目以降は全国へサービスを広げる予定だそうです。

電力会社を選ぶだけで、社会貢献の手助けになる。そんな取り組みが増えると世の中が明るくなりそうですね。

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