「君子危うきに近寄らず」という中国に由来することわざがあります。

教養がある人物は行動を慎み危ないところに近づかない、といった意味ですが、このほど中国で、自らの頭部を慎み日頃からカツラを着用していた男性が、思わぬ災難に見舞われてしまったというニュースが飛び込んできました。

遊園地で起きた落下事故

私たちにとっても他人事ではないこの事件は、とある中国の遊園地で起こりました。20人ほどが乗る円形のシートがほぼ360度回転するという、中国クオリティの怖すぎる絶叫マシンです。

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動画共有サイトLiveLeakにアップされた動画を見ると、乗客の悲鳴が聞こえはするものの、一見何の変哲もない平和な映像。しかし、次の瞬間…!

頂点近くまでに上がったアトラクションから、何かが放り出され地面に落下します。何ということでしょう。

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目の前で起こったまさかの落下事故に観客からは悲鳴があがり、園内は一時騒然。一体何が飛び出してしまったのか、乗客は無事なのか…、最悪の事態が見ていた人の頭をよぎります。

しかし、動画が捉えた次のシーンが、全ての真相を物語っていました!

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マシンから降りてきたのは、全身黒づくめの格好をした男性。頭を押さえながら、何かを探すかのようにキョロキョロと周囲に目を向けています。

そして次の瞬間、撮影者の近くにいた善意ある人物から男性に手渡されたのは黒々としたかつら
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遊園地に行く身だしなみとして着用していたイケメン風の長髪かつらが、絶叫マシンの勢いに負けて飛び出してしまったのでした。

中国ネット大盛り上がり

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中国版Twitterでは「#不要戴假发去游乐园(遊園地にかつらを着けていってはいけない)」というハッシュタグが生まれるなど大盛り上がり。

「今日1日幸せになれるニュースだ」といった声のほか、「このかつらは品質が低すぎ」「拾った人ナイス!」といった反応も見られました。

カツラの面白さは世界共通なんですね。

この不幸に見舞われてしまった同志を手本に、年末年始、家族サービスで遊園地に行く際は思わぬ大惨事につながらないよう、かつらの装着具合に注意しましょう。


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