
「PRP育毛治療」をご存知でしょうか?
薄毛の最新治療法として、2月18日にTBSテレビで放送された「名医のTHE太鼓判!」で紹介されていたもので、自分の血液を採って血小板という成分を凝縮し、頭皮に注射していくという方法です。
血液中の血小板には傷を修復して再生する能力があります。PRP育毛治療は血小板の再生能力を利用した治療法というわけです。
血小板の自己再生能力を利用

今回この治療法にチャレンジしたのはお笑いコンビFUJIWARAの原西孝幸さん。いわゆるテッペンハゲになりかかっており、つむじの部分からだいぶ地肌が見えています。
なぜ血小板で育毛治療になるかというと、血小板には自己再生能力が備わっています。そのため、血小板を頭皮に注入すると弱っていた毛を作る細胞の動きが活発になり、元気な髪の毛が生えてくるというメカニズム。
特殊な機械を使って、頭皮に血小板を注射で注入していくのですが、原西さんは「ちょっとチクチクするぐらいで全然大丈夫です」と話していました。

痛みをほとんど感じないというのは驚きですが、先生曰く「治療に使用しているのはすごく細い針で、ごく少量ずつ刺激のないものを注入するのであまり痛くない」とのこと。
ちなみに1回の施術は15分ほどで、注入する血小板は10ccほどです。これだけで半年ほどの効果が期待できるというから驚きですね。

3ヶ月で原西の頭皮からたくましい髪の毛が

番組では、原西孝幸さんの頭皮を約1ヶ月ごとにチェック。1ヶ月、2ヶ月では大きな変化は見られず、原西さん本人も変化を実感できていなかったようですが、3ヶ月後に大きな変化が現れました。 施術後の写真は以前よりたくましい髪の毛が増えており、つむじの部分が隠れ始めています。
これはぜひ試してみたいですね。
PRP育毛治療は美容にも効果が期待
番組でご紹介していたPRP育毛治療は、髪の毛専門の治療法ではなく、しわやたるみといった美容にも効果が期待できるそうです。自分自身の血液を利用した再生医療なのでアレルギー反応や感染症のリスクも低いというのがメリットになります。自然に若い頃のような肌に戻りたいという方が利用するケースが多いようです。
自らの血液を利用したわずか15分の育毛治療。人類が薄毛に悩む時代は終わるのかもしれません。