M-1グランプリ2018を獲得後、メディアで見ない日はないというぐらいの活躍をみせているお笑いコンビ「霜降り明星」。


（写真左：せいや）

ブレイクから半年間休みゼロという霜降り明星の二人。ストレスに悩んでいないか気になりますが、ボケのせいやは高校時代に受けたイジメが原因で大きなストレスを抱えていたそうです。

芸風と同じように明るかった学生時代。中学生の時はサッカー部のキャプテンや生徒会長を務め、自分でもイケイケだったと当時を語るせいやさん。しかしその勢いで高校に進学。入学式の日にボケたところ…

校舎が崩れるくらいスベった

のだとか。

入学初日から信じられない大スベリをしたことでイジメがスタート。持ち前のハートの強さでボケ続けたものの、クラスに笑い声が響くことはなかったそうです。

ストレスが原因でハゲてフリーザ様に

スベればスベるほどイジメが続く悪循環。せいやは、「ストレスで髪の毛が抜け落ちてきてハゲた」と語っています。ハゲの大きさはアニメ「ドラゴンボール」のフリーザの頭部の模様ほどで、ある日「フリーザ、フリーザ」の大合唱がクラスに響いたといいます。

文化祭で誕生、ハゲを癒した伝説のコント

イジメられていたせいやさんに転機が訪れたのは文化祭の時でした。「ここがチャンス」と思ったせいやさんは、死ぬ気でコントの台本を書きあげました。するとイジメっ子はネタをさせないために台本を破ろうとしてきたそうです。せいやさんは「これはやらせてくれ」とイジメっ子に初めて抵抗。

企画・構成・脚本だけでなく、照明や音響の指揮も取り、さらには自分が主役で演じた渾身のネタを披露しました。そのネタを見たクラスメイトは、涙を流して笑う人がいたほどの大爆笑！せいやさんのボケでクラス中に笑い声が響き渡ったそうです。

その結果、コントは学校で大きな賞を獲得。壇上にあがったせいやさんは言ったそうです。

「僕ハゲてましたけど、文化祭でイジメをはね返しました」

イジメられっ子からまさかの大逆転劇。学校の生徒全員から拍手をもらったそうです。この出来事をきっかけに笑いの凄さを実感したというせいやさん。今、ストレスでハゲている人もせいやさんで大いに笑って勇気をもらってくださいね。