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ハゲルヤ読者の皆さん、こんにちは。

「事実は小説より奇なり」と言われますが、ときに現実は軽々とフィクションを超え、私たちを驚かせてくれます。

スパイ小説や闇社会を描いた映画の中であれば、薬物を密輸する巧妙な手口や警察との緊張感のあるやりとりは、手に汗握るシーンの一つですよね。

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しかし、現実の意外性にはかないません。このほどスペインのバルセロナで逮捕された運び屋が使った方法は、誰も予想しなかった驚愕の手口でした。

それも、予想を下回るという意味で。

スペインで逮捕された運び屋の手口

スペイン警察は6月末にバルセロナの空港で、コロンビア首都ボゴタから入国しようとした65歳の密輸犯を逮捕。

この男はとても不安そうな様子で、帽子の下に見えるカツラも明らかに不自然なサイズだったことから警察の注目を集めたと発表されています。

いやいや、ちょっと待ってくださいよ。

もう2019年ですよ。カツラ製作の技術だって上がってるし、そんな不自然なカツラっていうのはそうそう見つからないですよ。こうした安直なハゲいじりっていうのは、本当によくないですよ。

それでは、スペイン当局が公開した写真を見てみましょう。


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オッサン怪しすぎーーーーー!

どう見ても怪しいカツラ

これは帽子の下だとしても明らかに不自然すぎるフォルム。カツラが浮き上がりすぎて、個性的すぎるパイナップルヘアーみたいになってしまっています。

カツラを取ってみると、ラップされた500gのコカインが、移動中にずり落ちないよう頭頂部にバランスよく配置。コロンビアからスペインって10時間以上かかりますけど、寝ることはもちろん頭を動かすことすらできなかったんでしょうか。

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何から突っ込んで良いかわからない豪快な犯行ですが、よくそれでバレないと思いましたね。というか、よくコロンビアを出国して、スペインまで誰にも突っ込まれなかったですねw

もしかすると自分の国では堂々としていたけど、慣れない異国の地で緊張してしまって挙動不審になってしまったのかもしれません。いや、きっとそうでしょう。

だから、私たちがこの事件から学ぶところがあるとすれば、

カツラはどんなに不自然でも堂々としていれば、誰にも突っ込まれない。

ということじゃないでしょうか。

「あの人、あんなバレバレのカツラなのに堂々としてる、ここはそっとしておいてあげよう」世界の誰もが思うことです。税関職員や警察官を除けば、ですけどね。

逆に言うと、ちょっとでも不安そうにしていると急に怪しく見えてしまうので、同志の中のカツラユーザーの皆様におかれましては、日頃から堂々した立ち振る舞いをお願いしたい所存です。

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