長時間労働と、男性の脱毛の進行は関係しているという、聞いたらまた数本の毛が抜けてしまいそうな衝撃の事実が証明されてしまいました。

週52時間以上働くとハゲのリスクが2倍に
こちらの研究結果を発表したのは、日本以上に労働環境の悪化が問題視されているという、韓国の研究チーム。ソウルの大学の研究チームが、4年間に渡り、およそ1万3千人の男性を対象に実験を行った結果だということです。
実験は、労働時間が週40時間までのグループを「ふつう」、週52時間未満のグループを「長い」、それを超えるグループを「はるかに長い」と、3つに分けて実施されました。
結果「はるかに長い」グループでは、4%脱毛が進行していたのに対し、「長い」グループは3%、「ふつう」グループは2%と、労働時間の長さと脱毛の進行具合が比例していることがわかったのです。
そしてこの結果は、対象者の収入や、喫煙、運動の有無などを調整したところで、変化はなかったとのこと。つまり週52時間以上働く人は、週40時間以内労働の人の2倍のスピードで、ハゲが加速しているということになります。
さらに、研究を率いた博士は「脱毛症状が現れ始める20〜30代の若手層は特に、脱毛を防ぐためにも労働時間を短くすべきだ」と語ったそうです。
週40時間以内とは、週休2日だとして、1日の労働時間が8時間以下。週52時間以上とは、1日の労働時間が、およそ10時間半超え。

ではここで、僭越ながら、ハゲルヤ編集部の私に、置き換えて考えてみましょう。
仕事を始めた20代、当時勤めていた会社の残業時間は、1か月で200時間超え。“残業時間だけ”で、200時間超えでした。つまり…。
ハゲたのは、会社のせいだ!

これ、AGA・薄毛治療代が、労災でおりてもいいレベルなんじゃないでしょうか。
とはいえ、長時間労働している人が全員薄毛族の仲間かといったら、そうではありません。
では、長時間労働に耐える、20代~30代が今できることとは?
まずはこの研究結果を“薄毛の上司”に伝えてみてはいかがでしょうか。ふさふさの上司は、聞く耳を持たずかもしれませんが、“薄毛の上司”なら、親身になって相談にのってくれるかもしれませんよ。