今年もあと数日で終わろうとしている年の瀬に、絶対許せないニュースが飛び込んできました。

NHKによると、愛知県の県立高校のおよそ4分の1で、生徒に「地毛届出書」を書かせているというのです。

生徒の人権を無視した「地毛届出書」

2ccf16c909957d5d598d604495633b1b_m
これは、NHKの情報公開請求で明らかになったもので、147校中38校が地毛届出書を提出させていました。学校の中には「黒色でなく、薄い」や「普通」か「天然パーマ」かを選ばせるなど「黒髪の直毛」を標準とするような文言がある高校もあったとのこと。

なんで学校に「薄い」とか申告しなくちゃいけねえんだよ!!

愛知県の教育委員会では外国人など多様なルーツを持つ子どもや、髪の毛にコンプレックスを抱える子どもなどへの配慮が欠ける表現もあるとして、来年1月にすべての高校に対し地毛の届け出について、人権に配慮する内容に改めるよう指導することを決めたそうですが、髪の毛のコンプレックスがどれほどものかわかっているのでしょうか。

こんな前時代的なことを教育現場でいまだにやっているのかと思うと怒髪天を突きそうです。そんなに髪ないけど。

頭髪は手を加えていない状態であることを保証します

jimou
こちらがNHKが入手した地毛届出書。

「現在の頭髪は手を加えていない状態であることを、保護者として保証します。卒業までこの状態で保つようにいたしますので、よろしくお願いします」

と、誓約文が書かれています。

頭髪の状態を、親がどう保証するんですか。日に日にハゲていくかもしれないじゃないですか!

若ハゲに悩む高校生だっているんです。毎日リアップで手を加えないと、手遅れになることだってあるんですよ。それを自分たちが気に食わないからって、生徒たちの髪型まで口を出すな!

愛知県はあいちトリエンナーレで表現の自由で揉めてる場合じゃないですよ。頭髪の自由、髪型の自由について、大村知事は即座に動いていただきたいと思います。

さ、我々はリザレックで頭髪に手を加えますかね…。

この記事にハゲまされたら
いいね!しよう

ハゲルヤの最新情報をお届けします