セクハラ、パワハラ、モラハラ。

平成には許されてきた「冗談」が、コンプライアンスという名のもとに許されない時代となりました。

そんな中でも我々がずっと受け続けてきたハラスメントが、「ハゲハラ」です。

ハゲをいじって笑いを取る、というのは世界共通の手法で、ハゲを売りにした芸人さんも多く、一概に否定できるものではありません。

しかし、「言われたほうが傷ついたらそれはハラスメント」というのが世界の新常識。1112人の薄毛に悩んでいる会社員男性に、リーブ21がアンケート調査を行いました。

薄毛の方が言われて嫌だったことに関する髪ハラスメント調査

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まず、「あなたは薄毛について誰かに指摘されて嫌な気持ちになったことがありますか?」という質問をしたところ、75.4%が「はい」と回答。

薄毛を指摘した人物について聞いてみると、「職場の同僚(上司、部下)(47.5%)」と回答した人の割合が最も多く、次いで「家族(35.8%)」「恋人、配偶者(28.1%)」と続きました。

身内よりも職場の人(上司、部下)から指摘されることが多いようです。
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調査対象が「1112人の薄毛に悩んでいる会社員男性」なので、職場にいる時間が長いでしょうし、メインの人間関係が会社のため、1位は同僚になったのだと思われます。

上司から「君がいると職場が明るくなるよ!ハゲだけに!!」 なんて言われているのでしょうか。私はよく言われます。

6割が「笑ってごまかした」

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続いて、「薄毛を指摘されたときのあなたの対応として近いものはどれですか?」という質問には、「笑ってごまかした(62.4%)」と回答した人の割合が最も多く、次いで「無視した(22.9%)」「怒った(7.9%)」と続きました。

嫌な気持ちになりつつも、笑ってその場をやり過ごす…という人が多いようですが、約8%が怒っているのもすごいですね。後の飲み会で「ハゲいじってキレられちゃってさあ〜」なんて悪口を言われるのでしょうか。

薄毛に関して一番つらかったエピソード

そんな薄毛の同志たちが、今日もどこかで悩んでいます。

「もう髪も少ないんだからセットなんかしなくても」と家族に言われて、「身だしなみ程度のセットも許されないのか」とイライラした(北海道/公務員/30代)

洋服店で自分に似合うか着てみたら、服より髪が気になった(神奈川県/公務員/30代)


ハゲは笑顔の下でたくさん傷ついているのです。たまには優しくしてください。


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