世界中にさまざまな記念日がありますが、インドでは「国際ハゲの日」の設立を目指し、世論が盛り上がっています。
インド・マラプラム地区の国際ハゲ倶楽部と呼ばれるグループが進めているもので、ハゲにも人権を求めるのが目的。インド国内にとどまらず、国際ハゲの日を国連に認定してもらいたいそうです。
そのためにグループのメンバーは、世界のハゲた権力者、経営者に支援を求めて手紙を書きました。すでに映画スターなど芸能関係の著名人から支持を取り付けており、近く報告書を国連に提出する予定です。
インド政府は3月に国連に申請書を提出すると述べ、国際ハゲ倶楽部では連日ハゲしい会議が開催されています。国際ハゲ倶楽部はインド国内でもかなり大規模なもので、州委員会と地区委員会があり、インド西海岸のカリカット地区で3月上旬に会合が開催されるという話も出ています。
「ハゲにも人権を!」と主張するだけあって、インド人にはさぞハゲが多いと思いきや、アデランスが1998年から2008年にかけて世界21カ国・地域で調査を行った薄毛ランキングをみるとまさかのランク外。(21位以下の発表はなし)
カレーに含まれるスパイスには発汗作用があり、インド人にはハゲが少ないのだとか。それだけにハゲがマイノリティになり、人権の尊重が必要なのかもしれません。
ちなみにこの調査。アデランスの調査員が世界に飛び、街の人々を肉眼で判定して薄毛率を調べたという涙ぐましい努力によって完成したもの。この調査によると、欧州、北中米、アジアの順番で薄毛率が低下する西高東低の傾向が判明しました。
なにより驚くのは日本が14位という事実。外国と比較すると日本人の薄毛率はそれほど高くないようです。
インドでハゲの人権を守ろうという声が出ている点についてですが、インドで長く続くカースト制度が影響しているのではないかと考えます。
もちろん現在では、カースト制度は法律で禁止されているので表面上はなくなっていますが、長く続いた制度の名残は今も消えることはありません。身分や階級による差別に敏感な国民性だからこそ、「ハゲにも人権を!」と主張している可能性が高いのかもしれません。
インドで誕生した国際ハゲ倶楽部の動きが日本の薄毛にどのような影響をもたらすのか。もし、「国際ハゲの日」が制定されれば、我々の地位向上に加え、モテブーム到来の予感さえしますね。
13.39億人という世界2位の人口を抱えるインド。10年以内には中国を抜き、世界1の大国になると予想されています。単純計算で日本の10倍以上の世論の力があるわけで、国連は果たしてどう動くのか。
これからの動向に注目です。
インド・マラプラム地区の国際ハゲ倶楽部と呼ばれるグループが進めているもので、ハゲにも人権を求めるのが目的。インド国内にとどまらず、国際ハゲの日を国連に認定してもらいたいそうです。
そのためにグループのメンバーは、世界のハゲた権力者、経営者に支援を求めて手紙を書きました。すでに映画スターなど芸能関係の著名人から支持を取り付けており、近く報告書を国連に提出する予定です。
インドではハゲしい会議が連日行われている
インド政府は3月に国連に申請書を提出すると述べ、国際ハゲ倶楽部では連日ハゲしい会議が開催されています。国際ハゲ倶楽部はインド国内でもかなり大規模なもので、州委員会と地区委員会があり、インド西海岸のカリカット地区で3月上旬に会合が開催されるという話も出ています。
インドは非ハゲ大国!?
「ハゲにも人権を!」と主張するだけあって、インド人にはさぞハゲが多いと思いきや、アデランスが1998年から2008年にかけて世界21カ国・地域で調査を行った薄毛ランキングをみるとまさかのランク外。(21位以下の発表はなし)
カレーに含まれるスパイスには発汗作用があり、インド人にはハゲが少ないのだとか。それだけにハゲがマイノリティになり、人権の尊重が必要なのかもしれません。
ちなみにこの調査。アデランスの調査員が世界に飛び、街の人々を肉眼で判定して薄毛率を調べたという涙ぐましい努力によって完成したもの。この調査によると、欧州、北中米、アジアの順番で薄毛率が低下する西高東低の傾向が判明しました。
なにより驚くのは日本が14位という事実。外国と比較すると日本人の薄毛率はそれほど高くないようです。
なぜインド人はハゲの人権を守ろうとするのか
インドでハゲの人権を守ろうという声が出ている点についてですが、インドで長く続くカースト制度が影響しているのではないかと考えます。
もちろん現在では、カースト制度は法律で禁止されているので表面上はなくなっていますが、長く続いた制度の名残は今も消えることはありません。身分や階級による差別に敏感な国民性だからこそ、「ハゲにも人権を!」と主張している可能性が高いのかもしれません。
インドで誕生した国際ハゲ倶楽部の動きが日本の薄毛にどのような影響をもたらすのか。もし、「国際ハゲの日」が制定されれば、我々の地位向上に加え、モテブーム到来の予感さえしますね。
13.39億人という世界2位の人口を抱えるインド。10年以内には中国を抜き、世界1の大国になると予想されています。単純計算で日本の10倍以上の世論の力があるわけで、国連は果たしてどう動くのか。
これからの動向に注目です。