2020年新春の連続ドラマは「恋は続くよどこまでも」略して「恋つづ」の、佐藤健さんのイケメンっぷりが話題になっていたそうですが、我々はイケメンには興味がないんです。

そんなおっさんの心を鷲づかみにしたのは、日曜劇場「テセウスの船」。
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永作博美さんと並ぶ童顔代表の榮倉奈々さんが、第1話でいきなり老けメイクをして登場した時には大丈夫か? と思いましたが、あれよあれよという間にハマってしまいました。

原作は『モーニング』で連載されていた漫画ということで、検索すれば真犯人の名が出てきてしまうかもしれないと一切の情報をシャットダウンして挑んだ最終回(実際は、原作とは違う展開だったらしい)。

我々薄毛族にとって、真犯人がわかったこと以上の衝撃シーンがありましたので報告いたします。

ここからはネタバレを含みますので、録画した最終回を見るのを楽しみにしている方は、お気をつけてください。

============ネタバレ注意==============

テセウスの船のあらすじ

問題の最終回について語る前に、超ざっくりと「テセウスの船」をあらすじをご紹介しましょう。

  • 竹内涼真さん演じる、田村心(心と書いてシンと読む)は、殺人犯の息子として生まれる
  • 父親の鈴木亮平さん(西郷どん)演じる佐野文吾は、無差別大量殺人事件の犯人として死刑判決を受け刑務所の中
  • しかし父親は無罪なのではないか? 調べるうちに、田村心(シンさん)は事件が起こった30年前にタイムスリップ!
  • 当時の父親とふれ合う中で殺人犯ではないと確信。事件が起こるのを事前に防ぐため、そして真犯人を探すために奮闘
  • 事件の真犯人は11歳の少年だった。しかし、共犯者(黒幕)がいるぞ! いったい誰なんだ!?

ざっくりとそんなお話なんですが、これだけ聞くとだいぶ“とんでもストーリー”ですよね。

タイムスリップした時は榮倉奈々さんの老けメイク同様に、おいおい! と思ったのですがハマってしまい、黒幕がいったい誰なんだ!? と気になって仕方がない状態で最終回を迎えました。

真犯人(黒幕)は田中正志だった!

結論から申し上げますと、犯人は田中正志(霜降り明星せいや)でした。こちら、犯人はお前だったのか! のシーンです。
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どえらい悪い顔をしている、せいやさん。おそらくカラーコンタクトレンズを入れていますね。

笑ってはいけないシーンです。鈴木亮平さんとせいやさんの一騎打ち、鬼気迫ります。
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と、ここで、せいやさんが息子の竹内涼真さんを殺したと告白(実際は殺していない)。鈴木亮平さんの反撃キタ!
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笑ってはいけない改め、笑えない状況になってきました。ダメだって! せいやさんの髪の毛そんなに引っ張っちゃダメだって!
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非常にストイックに役作りに挑むと言われる鈴木亮平さんは、髪をつかむ手をゆるめてはくれません。ああっ!せいやの前髪が!!

霜降り明星せいやさんといえば「アメトーーク!」薄毛バレたくない芸人に出演したこともある、ハゲ予備軍です。

我々薄毛族の命ともいえる髪の毛を乱暴に扱うとは、いくら演技といえども許すことができません。Twitter上にも、せいやさんの髪の毛を心配する声が多数。


見てください。この表情を…。そして生え際を…。
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そのわずか数分後、話は現在に戻りまして、白髪の西郷どんを囲んで家族団らんのハッピーエンドとなるわけですが。
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ここで脳内に浮かぶは西郷隆盛の名言です。「明るいところにいる者は、暗い場所にいる者を見ることができない」

ふさふさの鈴木亮平さんに我々薄毛族の苦悩など理解できるまい。と思いましたが、そうだった。鈴木亮平さんも役作りでハゲるほどのプロでした。



鈴木亮平さんがせいやさんに優しく語り掛ける「大事な家族を救えなかったって、お前はずっと傷ついてきたんだな」というセリフ。

脳内で「大事な髪を救えなかったって、お前はずっと傷ついてきたんだな」と変換されました。

原作とは違う真犯人、原作とは違うラストシーンで、ネット上には様々な意見が飛び交っていますが、我々はせいやさんの髪の毛が心配でなりません。


イケメン竹内涼真さんは、髪の毛にも優しい男でした。

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