ハゲが日本を明るくすることが、また1つ証明されてしまいました。
先日放送された「史上空前!!笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ2020」は、芸人さんたちが相方をシャッフルして、一夜限りのコンビでネタを披露し優勝を目指すという、まさにドリームマッチ。
6年ぶりの開催となった今回、ロバート秋山さんと千鳥のノブさんのコンビによる“頭のてっぺんが輝いているネタ”が、見事優勝を飾りました。
ハゲに抗う人の性を笑いに
自身の企画「クリエーターズ・ファイル」では、個性的過ぎるキャラクターを見事に演じ分け、憑依芸人とも呼ばれる、ロバート秋山さん。
今回ドリームマッチで演じたのは、髪型が特徴的過ぎるカメラマン、その名も「奥田ラプンツェル」。奥田民生になりたいボーイの、塔の上がハゲちゃったパターンです。
千鳥ノブさん(本人役)の雑誌の特集のため撮影にやってきた奥田ラプンツェル氏に対して、ノブさんの突っ込みは……。
「イヤな毛量!!」
「なんでハゲにあらがうん?」
あらがうとは「抗う」=「争う・抵抗する」という意味。人はなぜハゲに抵抗するのか? ふさふさのノブさんには理解できないのかもしれないですね。
ロバート秋山のハゲヅラを絶賛
司会のダウンタウンも、ネタ終わりの2人を笑顔で迎え、さっそく例のヅラに突っ込み!
「このヅラどっから探してきた」
ネタ作りの際、ヅラにはかなりこだわったそうですが、秋山さんはすかさず自虐ネタも放り込みます。
「ほぼ何十年後かのただの自分(の姿)」
ハゲをバカにするのではなく、自分もそうなるというシミュレーションが出来ているからこそ、キャラに入り込めるんですね。
ロバート秋山さんといえば、かなりファンキーなお父さんも有名ですが、お父さんは長渕剛よりのM字ハゲです。
はたして何十年後かに、秋山さんの髪型が“奥田ラプンツェル状態”になるのか?
その時にはノブさんも、もしかしたら薄くなっていて、なぜハゲにあらがうのかが理解できるかもしれませんね。
ハゲが日本中を笑顔にできることを証明してくれた「ドリームマッチ」我々薄毛族に、夢と希望を与えてくれてありがとう。
バイキング小峠のハゲにキス!
ちなみに、ハゲルヤではおなじみのバイキング小峠さんは、霜降り明星のせいやさんとコントを披露。せいやさんといえば、ドラマ「テセウスの船」のクライマックスシーンで、全ハゲを震え上がらせた真犯人です。
今回のコント内では下着泥棒の犯人を演じたせいやさんは「多重人格者」という設定。女性の人格が現れたと思ったら「ご無沙汰!ご無沙汰!」と連呼しながら、小峠さんのハゲ頭を激しくキス!何度もキス!
ネタ終了後「今日はいつも以上に酸っぱかった」とハゲの味の感想を述べていましたが、自分のハゲの味は自分ではわかりません。
ハゲって酸っぱいんですね。
我々のハゲにキスしてくれる女性にいつ出会ってもいいように、ハゲ磨きをして生きていきたいと思います。
新型コロナウィルスの影響で世界中が自宅待機ですが、そんな明るい未来を夢見て、我々ハゲの力で世界を照らしていきましょう!