ソーシャルディスタンスな夏が、すぐそこまで近付いてきました。

今年は、ある程度距離をとって人と接する必要がありますが、いつ何時女性との接近戦が起きないとも限りません。
貴重なチャンスを逃さないためにも、夏は特に頭皮の臭いに気を遣いましょう。
頭皮の臭いの原因とは?
頭皮に存在する「常在菌」と呼ばれる菌が、皮脂や汗を摂取した時に出る物質を酸化させることで、嫌な臭いが発生すると言われています。
つまり、汗や皮脂が出やすい夏は、臭いが生まれやすいということ。では、どのように臭いを予防すればいいのでしょうか。
1.夜寝る前にシャンプーをする
なぜ夜なのか? 1日過ごした頭皮には汗や皮脂、ホコリや汚れなどがたまっています。このまま布団に入れば、枕カバーも汚れます。
夏は特に寝汗を多くかくでしょう。これらの条件が揃うと、臭いの原因である常在菌が増えやすくなるのです。
また薄毛対策の上でも、朝シャンより夜シャンがオススメです。髪が成長するゴールデンタイム(夜10時〜深夜2時)に、清潔な頭皮を保つことが必要になってきます。
2.シャンプー選びが重要
我々薄毛族は、日頃からシャンプーに気を遣っている人も多いとは思いますが、べたつくのもダメ! 乾燥してしまうのもダメ! 臭いを防ぐには、自分に合ったシャンプーを選ぶことが重要なんだそうです。
例えば、夏に心地よいさっぱりするタイプのシャンプーで頭皮が乾燥しすぎると、足りない皮脂を補うために、皮脂が過剰分泌してしまう場合もあります。
さっぱりするタイプのシャンプーを使っているのに、髪がべたつくという人は、この皮脂の過剰分泌が原因かもしれません。
またフケが出やすい人は、自分に合ったシャンプーを使っていない可能性が高いそうです。
乾いたフケは、頭皮が乾燥しているサイン。逆にベタつくフケは、常在菌によるトラブルが発生している場合があります。
臭い以前に、フケの多い頭皮は避けたいですよね。フケに悩んでいるなら皮膚科へ行くというのも、ひとつの手です。
育毛シャンプーにも色々ありますが、必須アミノ酸のひとつであるリジンを含んだものを使うのもいいでしょう。
育毛シャンプーにも色々ありますが、必須アミノ酸のひとつであるリジンを含んだものを使うのもいいでしょう。
3.抗酸化効果のある食品をとる
抗酸化力の高い食事をとることは、臭いの原因となる常在菌の代謝物質が酸化するのを防ぐ効果もあるそうです。
具体的には、ビタミンやポリフェノールを多く含む、野菜やフルーツを多くとったり、皮脂の発生を防ぐために、揚げ物やお菓子などを控えたりすることが重要です。
どうしてもとんかつが食べたいなら、山盛りの千切りキャベツと一緒にいただきましょう。肉を食べる時に生野菜をプラスして、消化の負担を減らすことは、ぽっこりオナカの予防にもつながります。
4.ストレス・寝不足は禁物
「日本人の平均睡眠時間は男女ともに世界最短」というデータもありますが、睡眠不足や過度なストレスは免疫力を下げるだけでなく、頭皮の常在菌のバランスを崩しやすくするそうです。
寝てないアピールからは何も生まれないと思っていましたが、臭いが生まれるんですね。男は黙って眠りましょう。
5.ドライヤーでしっかり乾燥
それとまったく同じことが、我が頭皮で起こると想像してみてください。薄毛対策のためにも、頭皮はしっかり洗って、しっかりドライヤーで乾かすことが重要です。
その昔からドライヤーといえば、同じ場所に当て続けて「熱っ!」となるのがあるあるでしたが、近年のトレンドは「低温乾燥」となっています。
ヤーマンから去年発売された「スカルプドライヤープロ」は、60度の低温風で髪へのダメージを低減。さらに付属のアタッチメントを直接頭皮にあてれば、ヘッドスパのような頭皮ケアができちゃうというシロモノ。
冷えて固くなりがちが頭皮の温度が平均7.8度上昇するため、育毛剤が浸透しやすくなるんだそうです。

頭皮の臭い対策と薄毛対策は、かなり近いということがわかりました。薄毛も臭いも気になりますが、気にしすぎてストレスをためないようにすること。
ストレス発散で、パーっと夜の街に繰り出したくもなりますが、今年は我慢が必要ですね。あー、ストレスたまるわぁ。
マスクをしているからこそ臭いに気をつけよう

そしてこのコロナで気をつけなければいけないのがマスクです。マスクをするようになって、自分の口臭に驚いたことはありませんか?
マスクを常にしているため、口臭には気がついても、自分の頭の臭いに気づかない可能性があるのです。
周りもマスクをしているため、臭っててもいいか、なんてことはありません。イザという時にマスクを外して「このオッサン臭い!」なんて思われたら2週間は落ち込みます。
電車の中であなたの周りに人がいないのは、ソーシャルディスタンスではなく、スメハラかも知れません。人と人とが近づかない時代だからこそ、新しい頭髪様式を取り入れたいですね。