
毎年恒例の「R-1ぐらんぷり」。
ピン芸人日本一を決める大会ですが、来春に決勝が行われる「R-1グランプリ2021」(来年よりグランプリとカタカナ表記に変更)から、出場資格が変更されることが発表されました。
今まで芸歴不問だった「R-1」ですが、「芸歴10年以内」という制限が設けられたのです。出場者の若返りを狙ったものと思われますが、突然のルール変更により、薄毛を武器にしてきたベテラン芸人が一気に出場資格を失うことになりました。
R-1出場資格を失ったハゲ芸人たち
カツラ芸で2019年3位になった松本りんすもダメ。2013王者で、2019年には再び決勝まで残った三浦マイルドもダメ。
2018年3位、こちらもハゲネタのロビンフッドおぐもダメです。
芸歴10年以内となると、まだ毛量がフサフサと残っていることが多く、相当の若ハゲ出ない限りは、ハゲネタを繰り出せないでしょう。ハゲのピン芸人がスターになる道は閉ざされてしまったのです。
松本人志もルール変更に苦言
Embed from Getty Images今回のルール変更について、松本人志もワイドナショーで苦言を呈しています。11月29日の放送でこの話題を取り上げ、出場資格を失ってしまった、決勝5年連続出場のおいでやす小田をゲストとして招きました。
松本は「本人も思うところはあるよな?」「これは厳しいよ。せめて『来年から』ってしてくれんとな」と小田に声をかけ、R-1のために用意していたネタを披露する場も設けていました。
若手でハゲと言えばアインシュタインの稲田ですが、彼らも2010年結成で出場資格なし。トレンディエンジェルのようなハゲ旋風は、もう巻き起こらないのかも知れません。