ハゲルヤ読者のみなさんは「人狼」というゲームをご存知でしょうか?

一般的な「人狼ゲーム」は、村人役と人狼役の2つの陣営に分かれ、フリータイム(通称:「夜」)に心理戦や話術を駆使し、村に紛れ込んだ人狼を炙りだすことを目的とします。
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人狼とは、満月じゃなくても変身するオオカミ男のようなものでしょうか。毎夜1人づつ村人を襲って行くので、早く人狼の正体を暴かないと村が全滅してしまうというわけです。

人狼役がいかに正体を悟られないようにするかがゲームの鍵となり、人狼役が見つかった場合は村人たちの勝利。人狼役が村人役を欺き続けた場合は、人狼役の勝利となります。

村には村人と人狼以外に、人狼かどうか見分ける能力をもった占い師や、人狼の味方をする狂人など、様々な能力、特徴をもった人がおり、高度な推理とウソの駆け引きが楽しいテーブルゲームです。

真相倫理とハゲをあぶり出す「コンプレックス人狼」

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そんな人狼ゲームをアレンジした「コンプレックス人狼」なるゲームが2013年に誕生し、この度リニューアルして発売されたとのこと。

このコンプレックス人狼は、参加者全員が自分で選んだコンプレックスを人狼役がこっそりと配り直し、 その結果をヒントにして全員で話しながら人狼役を探し当てるゲームで、「友人からどう思われているのか」 「初対面の人からどう見えるか」など、 現実の人間関係が推理の要素となります。
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例えば、参加者が5人いたとして、82種類あるコンプレックスの中からそれぞれがカードを選びます。「ハゲ」「デブ」「夢がない」「恋愛下手」「ダサい」など、自分が抱えているコンプレックスのカードを選んだら、誰がどれを選んだか、わからないようにシャッフル。
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それを人狼役が推理し、この人がこのコンプレックスだろうと推理して配り直すというのです。

え、誰得!?

つまりハゲた人の前にハゲ、太った人の前にデブ、と置いていくわけですが、ココでポイントとなってくるのは、「見た目通りのコンプレックスを抱えているとは限らない」というところです。

我々のように、ハゲは個性だ、世の中を明るく照らしているんだ、むしろハゲててよかった、というポジティブハゲがゲームに参加していた場合、ハゲがいるのにハゲのカードがない、ということにもなりえますし、人狼側は推理が難しくなるでしょう。
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カードゲームのプレスリリースには、
ずっと隠し続けてきた自分のコンプレックスを、初めて他人に暴露することになるかも。ゲームに参加する全員がコンプレックスをさらけ出す過程で、一気にプレイヤー同士の距離が縮まります。
と、書かれていますが、「お前、こんなコンプレックスあるよな」とカードを突きつけることで人と人の距離が縮まったりするのでしょうか。

お酒でも飲みながらやったら、つかみ合いの喧嘩になりそうですね。

家飲みの余興には選ばないことをおすすめします。

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