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映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が、公開から73日間で324億円に到達し、2001年公開の「千と千尋の神隠し」の316億円を抜いて、国内で上映された映画の歴代1位となりました。
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1位の座を公開から20年間守り続けた「千と千尋の神隠し」ですが、実はこの映画の成功の裏には、アニメ界の巨匠・宮崎駿監督によって“髪隠し”にあい、我々薄毛族の仲間入りした人物がいたというのです。

総監督/宮崎駿 vs. 作画監督/安藤雅司

「千と千尋の神隠し」の作画について、当時の宮崎駿監督とバッチバチのバトルを繰り広げたというのが作画監督の安藤雅司氏。
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スタジオジブリに入社した安藤氏は、26歳の若さで宮崎駿監督から「もののけ姫」の作画監督に抜擢されます。

宮崎駿監督の期待通り見事にやり遂げた安藤氏。しかしながら「もののけ姫」完成後、安藤氏はジブリを退社したいと望みました。

作画の違いで熾烈な戦い

なんでも安藤氏は、正確なデッサンを優先したいタイプ。対して宮崎駿監督は、インパクト重視。シーンごとにキャラクターの身長が違うことなんてザラで、時に遠近法を無視することもあったといいます。
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「もののけ姫」で作画に対する考え方の違いを感じた安藤氏ですが、ジブリ代表鈴木敏夫氏は退社を認めず。その代わり「千と千尋の神隠し」の作画の決定権の多くを(宮崎駿監督には内緒で)安藤氏に与えたといいます。

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鈴木敏夫氏は鬼ですか? ここから「髪滅の刃」のストーリーが始まります。

全集中の結果、髪が滅びる

正確なデッサンを優先する安藤氏。あがってきたフィルムを見て、そのことに気付く宮崎駿監督。最初は宮崎駿監督も我慢していたといいます。

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しかし、ミスタージブリ宮崎駿監督(当時ですでに還暦越え)vs.まだまだ若かった安藤氏、お互い一歩も譲らない熾烈な戦いに発展。
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お互いが“自分の正しいやり方”を主張し、せめぎ合い、そして完成したのが興行収入316億円の大作「千と千尋の神隠し」です。

全集中の日々は、精神的にも肉体的にもストレスだったことでしょう。
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作画を終えた頃、安藤氏の髪の毛は全部抜けたといいます。
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作画監督がカオナシではなく髪ナシになってしまったという、世にも恐ろしいお話です。

ジブリの鬼舞辻無惨は誰?

「千と千尋の神隠し」の完成後、ジブリを退社した安藤氏は、その後もアニメ業界で大活躍。近年では、新海誠監督の「君の名は。」の作画監督を務めました。
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白髪とはいえ、まだ髪が滅びていない宮崎駿監督と「わたし達、入れ替わってる?」したいかどうかはわかりませんが、「千と千尋の神隠し」で髪が抜け、「鬼滅の刃」に興行収入を抜かれ、ジブリの鬼舞辻無惨は宮崎駿監督ですか? それとも鈴木敏夫氏ですか?

全集中の報いは、かなり大きいということがわかりました。みなさま「毛滅」を防ぐためにも、気楽に生きていきましょう。

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