かつら大手、アートネイチャーの2021年3月期の売上が発表となり、10月以降、猛烈な勢いでかつらが売れていることが明らかになりました。
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数字が細かくて見づらいですが、2020年10月の「オーダーメイドかつら」の数字に注目してください。
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前年度比の数字なのですが、男性275.4%、女性368.2%と、とんでもない数字を叩き出しているのです。
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女性の数字はその後落ち着きますが、男性向けカツラは今年に入ってからも引き続き売れ続けており、いったいコロナ禍の日本に何が起きたのでしょうか?

マスクで顔は隠せても髪の毛は隠せない

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日刊ゲンダイの取材に答えたアートネイチャーの広報は、

「直接お客さまの声を拾っているわけではありませんが、40~50代の男性の場合、オンライン会議などで自分の髪の毛に意識が向けられるようになった結果、多くのお客さまにお買い上げいただいたように思います」

マスクで顔は隠せても髪の毛は隠せませんので、外出の機会が減る中、少ないお出掛けの機会には以前よりもさらに気を使われる方が増えているという実感がございます」

と、コメントしています。

リモートワークで自分の顔を見るようになった

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この一年でかなり浸透した「オンライン会議」。皆さんの職場でもZoomやTeams、Skypeなどを利用した会議が日常の風景となってきたのではないでしょうか。

オンライン会議では自分の顔もカメラで映し出され、「あれ、太ったな」「髪、薄くなったな」と、コロナの運動不足でたるんだ顔が否が応でも飛び込んできます。

そんな自分の姿を見た中高年が、「よし、かつらを買おう!」と行動した結果、かつら爆売れを引き起こしたというわけです。

その裏には「オンラインならかつらがバレない」という思いもあったのかも知れません。

ワクチンの普及が欧米より遅れている我が国。ステイホームはまだまだ続きそうですし、今のうちに、ヅラっちゃいますかね…。

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