頭皮の大敵「紫外線」。暑い時期は太陽の光を頭頂部に浴びないように生活したいものですが、ハゲルヤ編集部である疑問が生まれました。
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サーファーって紫外線浴びてるのにハゲ少なくない?

海で太陽浴び放題なのに、サーファーのイメージと言えば「ロン毛」。なぜ彼らは我々のようにハゲていかないでしょうか。
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その謎を解くヒントを見つけた人物がいます。

その人とは髪の毛のプロフェッショナルであるヘアスタイリストで、現在「塩シャンドットコム」代表の渡辺新さん。

渡辺さんは石鹸やシャンプーの代わりに飽和食塩水で全身を洗う「塩浴」を推奨しているのですが、渡辺さんは、天然の塩を身体に塗り込んで塩浴をしていたところ、湯冷めしなくなり体調がみるみるよくなっただけでなく、全身の体毛が少しずつ濃くなっていったそうです。

塩が持つミネラルのパワーを感じた一方、頭をよぎったのは渡辺さんの顧客で、サーファーの人には薄毛がほとんどいないこと

そこで、頭皮にも塩を塗り込んだら髪の毛が元気になるかもしれないと考えて、シャンプーをやめて塩で髪を洗い始めたそうです。

塩シャンプーを始めて1ヶ月後に現れた変化

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使い始めた頃は頭皮からヌルヌルした皮脂が出てきて戸惑いの連続。シャンプーでぬめりを流れ落としたい気持ちをグッと抑えて、お湯で何度も洗い流したといいます。

その後も塩シャンプーを続けるうちに皮脂の量は徐々に減って、しだいに気にならなくなっていったのだとか。

変化が現れたのは1ヶ月後。髪の毛にコシが出てきて、毛の根元の立ち方が強くなり、手で触ると違いがはっきりとわかって驚いたそうです。

フケの量が増えた時期もありましたが、髪を洗う前にブラッシングを入念にすることで解消。諦めることなく塩シャンプーを続けたところ、こんなふうに声をかけられるようになったそうです。

「髪の毛、増えましたよね」

と。

皮脂を落としすぎる一般のシャンプー

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そんな話を聞いたら、試してみたくなる塩シャンプーですが、医学の見地からはどうなのか。

白金ビューティフルエイジングクリニックの山口麻子医師は塩シャンの効果について、一般のシャンプーに含まれる合成界面活性剤の影響が大きいといいます。

もちろん、合成界面活性剤入りのシャンプーも安全基準をクリアしていますが、中には洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎるものあるとか。

医学的に塩が育毛や発毛にどの程度影響があったのかは不明ですが、前述の渡辺さんの場合、一般のシャンプーをやめたことが頭皮の環境改善につながったそうです。

塩シャンプーの基本4ステップ

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気になる塩シャンプーのやり方については、以前ハゲルヤの記事でも紹介しています。


詳しくはこちらをご覧いただくとして、基本的な塩シャンプーの方法は以下の4ステップです。

①髪と頭皮を濡らす
②塩を溶かしつつ、頭皮にすりこみながら洗髪
③マッサージして5分ほどなじませる
④すすぐ

塩といってもミネラル成分が大切なので、精製塩はNG。天然塩が推奨されています。

頭皮の皮脂分泌量が落ち着くまでにかかる日数は1〜6ヶ月。皮脂が落ちつくと毛髪はコシとハリを取り戻し、髪が増えていくといいます。

デメリットは毛髪が改善されるまでに起こるかゆみやにおい。どうしても気になる場合は天然石鹸シャンプーを使うといいとのこと。

そう考えると、コロナ禍によるテレワークの増加で人と会う機会が減少している今だからこそ、塩シャンプーを始めるチャンスかもしれません。

気になった方はぜひ始めてみてはいかがでしょうか?

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