お隣中国で、カツラがバカ売れしているという情報が入ってきました。
人民網によると、中国ではここ数年「顔面偏差値経済」が急速に発展し、カツラ製品の市場が拡大し続けています。6年連続で20%を超える成長率で、2023年の市場規模は2453億円に達する見込みとのこと。
「顔面偏差値経済」ってパワーワードすぎませんか。
見た目が何よりな「顔面偏差値経済」
TikTokやスマホでのライブ配信が大流行している中国では(世界中で流行してますが)、「顔が美しい方が様々な機会や収入に恵まれる」という価値観が広がり、男女問わず化粧品やカツラなど、見た目を良くすることに必死なのだとか。
実際、カツラ市場を広げているのも若者世代で、50代60代が中心だったカツラ市場に30代が加わって、売上の3割は若者世代だといいます。
ヅラに抵抗感がないのも、実に中国人っぽいですね。
このカツラの人気に、価格は前年比で1割高となっているようで、手作業で作られている人毛カツラは来年の4月まで予約でいっぱいなのだとか。
日本の高品質なカツラを、中国に輸出するのは今かもしれません。