落語系ハゲの笑福亭鶴瓶師匠が5月25日放送のテレビ東京系『チマタの噺』で薄毛事情を赤裸々に語りました。
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週に1回は散髪に行くそうなのですが、写真の通り「どこを切るの?」と美容師を悩ませてしまいそうなヘアスタイル。それでもこの髪型を整えるために美容室へ足を運ぶのだとか。

ちなみにカットの所要時間は、鶴瓶調べで4分39秒。1000円10分カットでも時間が余るほどですね。それでも鶴瓶師匠は「(髪の毛が)伸びると三角のハゲができて気になる」と話し、髪が伸びた方が薄い部分が目立ってしまうといいます。

ハゲを目立たせないために伸びてきた髪の毛をカットするという、上級ハゲの鶴瓶師匠。若い頃のアフロヘアーで髪の毛を痛めてしまったのでは…と余計な心配をしてしまいます。


よく考えれば、若い頃から髪型には人一倍意識を向けていた鶴瓶師匠ですが、そこには落語界を盛り上げたいという思いがあったのかもしれません。

髪をアフロにしていた理由は、2月21日放送の『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)で次のように話しています。

「落語家ってそんなに注目されへんかったんよ。“負けない” みたいなパワーで、あんなんしてしもうたんや」

やはり落語を盛り上げたいという気持ちが大きかったようです。

ドキュメンタリー映画の収益をすべて映画館へ



そんな独自のアプローチで業界を盛り上げてきた笑福亭鶴瓶師匠が今、盛り上げようとしているのが映画業界。新型コロナウイルスの感染拡大で、映画関係者、特に映画館は大打撃を受けています。

そうした中、自らのドキュメンタリー映画『バケモン』がこの夏から全国で順次上映スタート。

落語家・笑福亭鶴瓶に17年密着していたVTRをまとめた作品で、世に出す予定もなかったのだとか。鶴瓶師匠も「俺が死ぬまで世に出したらあかん」と話していたそうです。

しかし、コロナ禍で苦しむ映画館に何かできないかと考えて、作品を映画館に無償で提供。入場料は
すべて映画館の収益にするという形をとります。

ただの落語ハゲではない男気を感じるエピソード。お近くの映画館で映画『バケモン』を観て、ハゲを確認しつつ映画館を応援していきたいですね。

ドキュメンタリー映画『バケモン』

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鶴瓶と落語の17年に加え、落語「らくだ」のルーツから六代目笑福亭松鶴師匠、鶴瓶の家族……と、さまざまな角度から「笑福亭鶴瓶」を映し出すドキュメンタリー映画。ナレーションは香川照之、音楽は服部隆之という豪華布陣となっている。

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