アメリカ・ニューヨークで、ハゲとハゲを愛する人々による「ハゲ・フェスティバル(BALD Fest 2021)」が開催されました。ネタじゃありません。ガチのフェスです。
イベントを主催したのは、ニューヨークのブルックリンを拠点に活動するラッパーのコーシャ・ディルツさん。40歳にして、完全に我々薄毛族の仲間です。
ハゲたバンド、ハゲたラッパー、ハゲたファン、ハゲたコメディアン、ハゲのトリビアコンテスト!? ハゲのバザー!?と催し物がズラり。まさに、ハゲのハゲによるハゲのためのフェスですね。
「このイベントは、毛が無い人を祝うためのものです。ハゲという運命を持った人たちを祝福する美しい1日なのです」
ニューヨークのラッパーなんて、怖そうなイメージしかないですけど、きっといい人なんですね。
ちなみに、こちらはニューヨークで9月8日~12日の間に行われた「ニューヨーク・ファッションウィーク」の翌日に開催されました。
「ファッションウィークなんてくそくらえ。ハゲを称え、ハゲを祝おうじゃないか」というコーシャ・ディルツさんの熱い思いが込められています。
しかも、フェスの収益はハイチ地震の救済活動に寄付されるというのです。ニューヨークのラッパー=悪そうな奴はだいたい友達と思っていましたが、完全に良い人でした。
見た目は怖いしきっとモテるんだろうけど、やっぱりハゲに悪い人はいませんね。ちなみに、ハゲていなくても、ハゲ好きであれば参加できたとのこと。
Bald Fest is being billed as a historic event for the hairless, allowing them to embrace their condition and their way of life in a safe space, with bald bands, bald comedians and free razors https://t.co/mHG6XDZEWR
— The Times (@thetimes) September 6, 2021
このフェスを、英国の伝統的メディア『The times』も「ハゲのための歴史的なイベント」と紹介。
『ニューヨークポスト』も、ご覧の通り。世界がハゲに注目しています。
『ニューヨークポスト』も、ご覧の通り。世界がハゲに注目しています。
ハゲフェスティバルは盛り上がったのか
それでは、ハゲフェスティバルの当日の模様を見てみましょう。ハゲのDJがオーディエンスを沸かせています。
コチラのDJももちろんハゲ。
ハゲがハゲを持ち上げて、くるくる回転。なんというパフォーマンスでしょう。
ヨーヨーパフォーマーも、もちろんハゲ。
操り人形もハゲ。ガラスの中のマリオネッツ。
ノリノリのお客さんもハゲ。
ハゲのおじいちゃんが、わっしょいと担がれる場面も。
頭にマスクをしてもコロナ対策にはなりませんが、大事な頭皮は守れるのかもしれません。
ご覧ください。この写真にはハゲとハゲ好きしかいないと思うと、なんとも言えない喜びがわいてきませんか?
「自分の運命を受け入れることのお祝い」として開かれたこのフェス。
ハゲをネガティブに捉えず、運命として受け入れる。言うは易く行うは難しですが、勇気をもらいました。心に刻んで生きていきましょう。