3月に行われる韓国の大統領選挙。与党候補のイ・ジェミョン(李在明)氏と、野党候補のユン・ソギョル(尹錫悦)氏の事実上一騎打ちと見られていますが、与党候補のイ・ジェミョン氏が、とんでもない公約を打ち出しました。

薄毛治療を国民健康保険の適応内に


イ・ジェミョン氏は、「1000万人近くが薄毛に悩んでいるが、その多くは治療費が高額なため、海外から薬を取り寄せたり前立腺肥大症の治療薬で代用したりしている」と述べ、薄毛治療を公的医療保険の対象にする考えを示しました。

な、なんだってー!

人口5000万人ちょっとの韓国で、1000万人が薄毛に悩んでいるというのも凄いですが、ハゲ治療に公的保険を適用するという、とんでもないバラマキ策をぶちかましてきました。

10万円をクーポンにするか現金にするかで揉めている我が国とはえらい違いですw
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このハゲ救済策には韓国国内でも世論が割れ、ロイター通信の報道によると、済州大学医学部のイ・サンイ教授は、「国民保険は病気に苦しむ人々を支えるためのもので、薄毛治療に何千億ウォンも充てることになれば制度が行き詰まる恐れがある」と指摘しているとのこと。

我々日本のハゲにとっては羨ましい話ですが、4000万人のハゲてない韓国人は怒りますよね。

野党はこの政策を批判し、元医師でもある「国民の党」のアン・チョルス候補は、李氏の案を無責任と批判し、当選したらジェネリック薬の価格を引き下げ、新たな治療法の開発に資金を投じると訴えているそうです。

いやしかし、薄毛治療が保険治療になったら凄いですよね。韓国が世界で初めてハゲを克服した国になってしまうかも知れません。

野党候補のユン・ソギョル氏は、妻の経歴詐称スキャンダルで支持率低下中。このままだと韓国の全ハゲが与党のイ・ジェミョン氏に投票することになり、勝利が確実になってしまいます。

ハゲ議連の名誉顧問である菅義偉前首相は「不妊治療の保険適用拡大」という偉業を達成しましたが、韓国の大統領候補はとんでもないことを考えるものですね。

3月の韓国大統領選が楽しみになってきました。

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