人気プロゲーマーの、たぬかな氏がライブ配信中に「(身長が)170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください」などと発言し大炎上しました。
北京オリンピック・スノーボード 男子ハーフパイプで大技を決め、見事金メダルを獲得した平野歩夢選手は165センチだ!とか、
A.B.C-Zの河合郁人さんが、プロフィール上は170センチだが実際は168センチだったと、自身の身長のサバ読みを告白をするなど、170センチ以下は人権ない発言が大きな波紋を呼んでいます。
「身長」よりも「ハゲ」に厳しい?
では、チビはモテないのかというとそうでもありません。
東京青山の結婚相談所「マリーミー」の代表で、婚活アドバイザーの植草美幸氏によると「最近は身体的特徴の中でも、女性から受け入れられないのは『体重(デブ)』と『薄毛』」だというのです。
東京青山の結婚相談所「マリーミー」の代表で、婚活アドバイザーの植草美幸氏によると「最近は身体的特徴の中でも、女性から受け入れられないのは『体重(デブ)』と『薄毛』」だというのです。
なんということでしょう。

こんなに「170センチ以下は人権ない発言」が燃えている中、薄毛族の我々のほうが女性から結婚相手の候補に入れてもらえていなかったとは。おいたぬかなちょっと来い。
ハゲていること自体が問題ではない
ではなぜ、ハゲが嫌われるのでしょうか。
それは、今や医学の発達で植毛や増毛が可能なのに、ハゲをほったらかしている美意識に対して、女性は拒絶反応があるんだとか。
つまり、ハゲと向き合い、ちゃんとケアすれば女性は受け入れてくれるんですね。
ちなみに、薄毛はオシャレなスキンヘッドにしていれば問題ないとのこと。「スキンヘッドはもう1つのヅラ」だとか「逃げ」だなんて説もありますが、女性ウケを狙うならハゲたら剃るの一択ということですね。
デブも同じく!自己管理能力が大事
『体重(デブ)』を条件にあげる理由も同じでした。ダイエットすれば改善できるのに太ったままの人は、自己管理ができない人間と見られてしまうのだとか。

太ったまま、ハゲたまま、ほったらかしで何もしないことに女性は厳しいんですね。
さらに、太っていたりハゲていたりすると「出世できないのでは?」と思われ、さらに「長生きしない」と判断する女性も多いとのこと。
しかし、社長ってけっこう太っていません? ハゲていません? 紙幣になるほどの偉人も、けっこうハゲていましたよ?
コンプレックスを跳ね返せる力がある人は、長生きするのかも知れません。
結婚相談所で重視される条件とは?
結婚相談所で結婚相手に求める条件として優先されるのは『年収』『学歴』『バックグラウンド』が上位。『身長』は次いで4番目くらいだといいます。

かつて、モテる男の条件は『高学歴』『高収入』『高身長』の“3高”ともいわれていましたが、『身長』よりも重視されるのは『バックグラウンド』
『バックグラウンド』とは、家庭環境や家柄、借金問題、マザコンではないといった部分なんだそうです。
『高学歴』『高収入』だけど『バックグラウンド』に問題のあった小室圭さんは、眞子様と幸せな結婚生活を送っているのでしょうか。
成人男性の半数は170センチ以下?
ちなみに2018年に行われた『国民健康・栄養調査』によると20歳以上の男性の平均身長は169センチ。
たぬかな氏の持論では、成人男性の約半数が人権を失うことになるかもしれません。二宮和也さん(168センチ)も、大野智さん(166センチ)も人権を失うことに?
しかしもちろん、日本国憲法では基本的人権が保障されています。
というわけで、我々薄毛族が今回の一件で学んだこととは……ハゲたら剃るか、AGAクリニックへ行く。太ったら痩せる。身長は仕方ない。『年収』『学歴』には何をやっても勝てないということでしょうか。
努力は裏切りません。いい学校に行ってお金持ちになれば、ハゲもデブも何のそのですね。