「ハゲ・デブ・ブス・チビいじりはNG」

テレビのコンプライアンスが厳しくなってきたのは、ハゲルヤ読者のみなさんも肌で感じているかもしれません。

そんな中、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠さんと西村さんが雑誌のインタビューでバラエティ番組におけるハゲのコンプライアンスについて語っていました。

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インタビューの中では、小峠さんが「バラエティでも、ハゲっていうワードは怪しい」と、「ハゲ」という言葉の使い方に言及。

ツッコミとして「このハゲ!」というフレーズを耳にしたことがありますが、お笑いとしてはハゲをスキンヘッドに言い換えたら面白さが弱まると小峠さんはいいます。

いいかげんにしろ!「このスキンヘッド!」って言われても困りますよね。

ハゲもスキンヘッドも意味は同じですが、自分の髪型を「スキンヘッドと言われたらハゲ損。ハゲたくてハゲたわけじゃないけどウケるから納得したのに」と語ります。
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小峠さんの言葉に相方・西村さんは「芸人本人が損していると思う」と一言。

ハゲをいじって笑いにするのは芸人だけが許される世界だったのにも関わらず、オブラートに包んで発言しなくてはいけないため、それは芸人としてやりづらいというのです。

誰もテレビを見なくなって一番困るのは放送局

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メディアがコンプライアンスを厳しくして自分(メディア)の首を絞めている現実について、小峠さんは「じゃあ、テレビを誰も見なくなったら局の人たちはどうするんだろうって思う」と警鐘を鳴らしています。

コンプライアンスを強化することは芸人を始めとした出演者の動きを制限するだけにとどまらず、鳥の目で見るとテレビ局員が自分達の職場を住みにくくしていると小峠さんは話します。

コンプライアンスを意識しすぎた結果、テレビ局のコンテンツである番組がつまらなくなる可能性があると指摘。

アマゾンプライムやネットフリックスなどのサブスクリプションサービスでは、テレビではできない過激な番組が人気となっているのも事実です。

色々な立場がありますから、どれが正解かはわかりませんが、確かに一理あるように思えます。

コンプライアンスに縛られた芸人が本領を発揮する場所は舞台か、YouTubeか。ハゲルヤ編集部はこれからもハゲのコンプライアンスについて見守りたいと思いますが、薄毛の著者としては、「ハゲ」と言われて周りが明るくなるのならこの頭皮に一片の悔いもありません。

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