毎年「敬老の日」に向け公募している「シルバー川柳」の今年の入選作品20作が発表されました。中でも目を引いたのは……。

「兄弟で ひとり薄毛の 変異株」

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新型コロナウイルス感染症にまつわる時事的なキーワードをうまく取り入れつつ、兄弟の中で唯一ハゲてしまった切なさを盛り込んだ作品。

遺伝により“ハゲやすい体質”は受け継がれますが、必ずしもハゲるわけではないので、“兄弟の中でひとり薄毛”は実際にあり得るのが悲しいところです。



リアルだからこそちょっと笑えて、がっつり心をえぐられるこちらの作品ですが、作者は60代の主婦とのこと。

クラス会での「変わり果てた姿」から思いついた

薄毛川柳で入選を果たしたのは、東京都に住むペンネーム「風信子(ひやしんす)」さん、62 歳の主婦の方! 我々薄毛族の仲間が考えた川柳かと思いきや、まさかの女性でした。

句をひねっているときに、頭をよぎったのが「還暦のクラス会」。出席者の中には、何十年ぶりに会う人もいて、男女ともに風貌がかなり変わっていたんだとか。
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髪が薄くなっている方、白髪の方、シワが増えている方などなど、それぞれ違いがあることも頭に残っていたとのこと。

何十年ぶりかの同窓会、行ってみたいけれど行きたくないような。初恋のあの子がおばあちゃんになった姿を見るのもドキドキしますが、すっかりハゲあがった頭を見られるという恐怖。

時間の流れは、時に残酷ですね。

親戚の中にもハゲと非ハゲが

同窓会の記憶に加え、法事に親戚が集まった時のことも思い出したそうで。

血がつながっていても、髪の毛がふさふさの方と薄い方がいることから、髪の毛は「年を取ってきた」ことを示す、シルバー川柳にぴったりの題材だと思ったんだそうです。

そして生まれた川柳を、改めてもう1度ご紹介しましょう。

「兄弟で ひとり薄毛の 変異株」

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遠くで、ししおどしの音が聞こえたような気がします。

たとえ“ハゲやすい体質”を受け継いだとしてもハゲないために、生活習慣の改善などできることから始めていきましょう。

その他の受賞作は?

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薄毛以外にも、切ない句が沢山入選していたので一部ご紹介しましょう。

冬の日の 一番風呂は 命がけ

誤送金待てど暮せど来ぬわが家

黙食と思っていたら寝てた祖父

お年玉 持続可能か 聞くな孫

WEB予約 予約できたか 電話する



……穏やかに年老いていきたいものですね。

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