歳を重ねると毛髪はもちろんのこと、男性機能についても気になるところ。

筆者が薄毛治療についてインターネットで調べていたところ、男性機能が低下する、EDなどの副作用があるとしている記事を見かけました。
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AGA治療薬の説明書にも副作用の注意書きはあるものの、発生率は1%未満だといいます。実際にEDになった人も、薬の影響によるものなのか、体質によるものかは判別できない部分が大きいとか。

1%未満ということを考えると、体質が原因であるケースが多いのかもしれません。

中には、自己暗示のように「AGA治療薬の副作用でEDになる」と思い込み、そうした症状が出てしまうケースもあるとか。ネット上には誤った情報も多いため、間違った知識を信じてしまう方も多いようです。

AGA治療薬の仕組み

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AGA治療で男性ホルモンが減るというのもウソ。

AGAの直接の原因はDHT(ジヒドロテストステロン)です。DHTは男性ホルモンから作られ、AGA治療薬は男性ホルモンがDHTに作り替えられることを妨害しています。

これによりDHTが作られなくなり、AGAが治るという仕組み。治療薬はDHTの発生を止めるだけで男性ホルモンそのものが減ることはないのだとか。

また、AGA治療薬は薄毛の進行を止めるだけでなく、発毛を改善させる効果も期待されています。ただ若い頃のフサフサなヘアスタイルに戻るわけではなく、緩やかに回復する程度。少しでも早く始めることがポイントのようです。

体毛が濃くなるという噂はホント?

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髪の毛の治療をすることで体毛が濃くなるという噂もあります。専門家によるとこれも心配無用。

AGAで薄毛になった体毛には、フィナステリド、ディタステリドは作用しないといいます。

ただし注意しなくてはいけないのがAGAの根本治療薬ではない「ミノキシジル」。
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 ミノキシジルは毛を太くする薬で、薬の作用は全身の毛が太くなること。ただ塗り薬と内服薬では違いもあるため、詳しくはクリニックで相談したほうがよさそうです。

ネットの噂よりクリニックへ

インターネットに混在する薄毛治療の情報。正しいもの、間違ったものがあるため、ご自身にあった情報を手に入れるためにクリニックなど専門の機関で相談することをおすすめします。

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