感染症の拡大で手洗いが習慣化したハゲルヤ読者も多いと思いますが、「せっけんで髪の毛が生える」という噂を耳にしたことはないでしょうか。
巷で話題になっているのは「無添加せっけんシャンプーで頭皮を洗うようになったら毛量が増えた」「白髪が黒髪になったという人がいる」というもの。
にわかに信じがたい都市伝説のように思えますが、ただの噂なのか調べてみました。
せっけんの役割は皮膚に付着したものを除去すること

そもそもせっけんが持つ本来の役割について調べてみました。皮膚科専門医で銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子さんによると、せっけんの役割は「ウイルス、細菌、ほこり、薬品、化粧品など皮膚に付着したものを除去すること」と「唾液、皮脂、汗、古い角質、糞尿など自分の分泌物を洗い流す作用がある」と言います。
まとめると、皮膚に付着した汚れを落とし清潔に保つことがせっけんの持つ役割。その殺菌効果は水洗いよりも当然優れていて、大腸菌などの感染症を引き起こす細菌が水洗いの時は68%除去できるのに対して、せっけんで正しく手を洗えば除去率は99.7%とほぼ完璧に洗い落とせるそうです。
せっけんのパワーを侮ってはいけないことがよくわかりました。
せっけんと髪の毛にまつわる噂を検証

せっけんが持つ殺菌効果については先述した通りですが、「せっけんを使うと白髪が黒髪になった」という都市伝説のような噂はどうなのか。
調べたところ、せっけんシャンプーに発毛を期待できる効果はなく、当然白髪が黒髪になるような話もなさそうです。
もし考えられるとすれば、脱毛の量が増えてきたタイミングで、シャンプーを無添加のせっけんシャンプーに変えたところ、たまたま抜け毛が減ったように感じたというもの。つまりせっけんと脱毛に直接の関係はなく、たまたまタイミングが重なったというのが慶田先生の見解でした。
残念ですが、たしかに納得感のある話です。
シャンプーの仕方で気をつけるポイントは?

せっけんシャンプーで白髪が黒髪になったという噂を信じていた読者にとっては目を背けたくなる真実。しかし、ここで諦めてはいけないと思い、シャンプーで気をつけるポイントを調べてみました。
覚えておくべきポイントは、頭皮はシャンプーをして30分後に毛穴から皮脂が分泌されはじめ、皮脂量の多い人は6時間後には少し臭ってくること。この状態で紫外線を浴びると皮脂の酸化が進み、頭皮の炎症を引き起こし、毛が抜けやすくなります。
6時間ごとに頭皮を清潔にするのは難しいですが、仕組みを理解して清潔な頭皮を保つことが大切ですね!
さっそく仕事を中座して、銭湯に行ってきたいと思います。
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