
インドでとても悲しい事件が起きてしまいました。
AFP通信によると、ハゲに悩んでいたインドのテレビ局幹部アタル・ラシードさん(30)が、育毛手術の失敗による敗血症で死亡したというのです。
ラシードさんは、一家の唯一の稼ぎ手で、自分の家を持ち姉妹2人を結婚させて、より良い暮らしを送りたいと夢見ていたのだとか。
それが昨年インドの首都デリーの診療所で植毛手術を受けた後、敗血症になり亡くなりました。頭部から全身に腫れが広がり、ひどく苦しんだそうで…。
ラシードさんはハゲを治し、結婚相手を見つけたかったとのことで、なんともやるせない気持ちでいっぱいになりました。
男も見た目重視の時代に

カースト制度の根強いインドでは、長きにわたり女性が見た目で判断されてきましたが、現代では男性も「見た目」で判断されるようになってきたそうです。
身分が高くてもハゲやブサイクではダメってことですね。
経済の発展で金銭的余裕が生まれ、最近では植毛手術をおこなう男性も増えているのだとか。
素人手術が横行するインドの現実

しかし、施術に対する規制が厳しくなく、YouTubeで独学した素人による施術が横行しているとのこと。
恐ろしすぎませんか!?
この医療事故で施術をした2人を含む4人が逮捕されましたが、裁判はまだ始まっていません。
AFPの取材に対し、母親のアシヤ・ベーガムさんは「私は息子を失った。これ以上、一部の人間の不正行為により子どもを失う人が出てほしくない」と語っています。
正規の植毛手術はインドでも60万円ほどかかるそうで、安かろう悪かろうの診療所が急増しているのだとか。
人類共通の悩み「ハゲ」。
フサフサになりたい気持ちは痛いほどわかりますが、命に関わる手術は慎重に選びたいものですね。
アタル・ラシードさんのご冥福をお祈りします。
