2022年2月。プロレス界のスーパースター、武藤敬司選手が39年間の現役生活に幕を下ろしました。
武藤さんといえば見事なスキンヘッドがトレードマークですが、闘魂三銃士で一世を風靡したころはフッサフサのイケメンレスラー。

それがどうしたことか頭頂部からハゲていき、どんなにグロッキーで倒れていても、髪の毛を掴まれると即立ち上がるというくらい、薄毛を気にするように。

闘魂三銃士の同志、故・橋本真也選手は、入場曲の「HOLD OUT」を替え歌にして 「武藤ちゃんはハゲるー。武藤ちゃんはハゲるー。頭の先からどんどんハゲてゆく〜」 と歌っていたのだとか。

どんな曲かご存じない方も多いと思いますので、こちらの動画をおいておきますね。



そのため武藤さんは、2022年秋に行われたプロレス入場曲コンサートで、自信の入場曲「HOLD OUT」があまり好きではない、とぶっちゃけていました。

25歳くらいからハゲてきた

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髪のあるときは「ジャニーズ系レスラー」と呼ばれていた武藤さん。25歳を過ぎた頃から髪が抜け始め「プロレスで一番こたえる技はなんですかってよく聞かれるんですけどね。髪の毛つかまれるのが一番嫌だったんです!」と話しています。

周りも気を使っており、ワールドプロレスリングを中継するテレビ朝日のスタッフは、武藤さんの頭頂部を上から映さないようにしていました。

なぜそれが表に出てしまったかと言うと、プロレス会場で控室がなく、テレビ中継スタッフの横でメイクをしていた北斗晶選手が「上から映すな!」と指示を飛ばすディレクターの会話を聞いてしまったんだそうです(笑)。

スキンヘッドのヒーロー登場

そんな武藤敬司さんが、薄毛とお別れしたのは38歳のとき。2000年、アメリカへ渡っていた武藤さんでしたが、なんとスキンヘッドになって戻ってきたのです。

ハゲルヤでも「隠すくらいならスキンヘッドに」と何度も提言してきましたが、スキンヘッドにしてからの武藤の活躍は眼を見張るものがありました。

ツルツルにしてから23年。武藤さんのモノマネにはハゲヅラがマストになりましたし、日本初のハゲのスーパースターはこうして誕生したのでした。


60歳になり、引退してもこのパワー。(武藤さんは人工関節ですよ?)これからもギラギラしたスキンヘッドで、我々を勇気づけてくれることでしょう。

武藤敬司さん、本当にお疲れさまでした!

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