カップヌードルでおなじみの日清食品ホールディングスが、日清食品グループが保有するトウモロコシ由来の「乳酸菌N793株(ラクチプランチバチルス プランタラムN793)」に、毛髪の密度を高め、抜け毛を減らす効果があることを発見したと発表しました。
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乳酸菌N793株ってなあに?

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日清食品のリリースによりますと、「ラクチプランチバチルス プランタラム」は、主に植物から分離される乳酸菌の一種で、漬物やサプリメントなどの食品にも多く使用されているのだとか。

この、トウモロコシ由来の「乳酸菌N793株」が、毛髪の成長に必要な毛乳頭細胞を活性化させること、さらに毛髪の元となる毛母細胞の分裂を促すケラチノサイト増殖因子の産生を促進させることが、細胞実験によって明らかになったというのです。

日清食品偉い!

乳酸菌N793株を頭皮に塗って実験

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薄毛に悩む日本人の男女を対象として、「乳酸菌N793株」を含むローションを継続的に頭皮へ塗布する臨床試験を2021年4月から2022年10月に実施し、毛髪密度の上昇および抜け毛を減らす効果があることを明らかにしました。

1年半も実験していたんですね。言ってくれれば薄毛として実験手伝ったのに…。

「乳酸菌N793株」を含むローションと「乳酸菌N793株」を含まないローション (プラセボ) を継続的に頭皮へ塗布する臨床試験を2021年10月から2022年5月に実施した結果、「乳酸菌N793株」を含まないローションを塗布した被験者と比べて、「乳酸菌N793株」を含むローションを塗布した被験者は統計学的に有意に毛髪の密度が上昇したとのことです。

抜け毛が減って髪のボリューム改善

ローションの塗布前に比べて毛髪密度が統計学的に有意に上昇 (図1)。 また、洗髪時の抜け毛本数評価についても、塗布前と比べて抜け毛本数が統計学的に有意に減少しました (図2)。 20230522-5-2

さらに、薄毛の主観を評価するアンケートにおいても、塗布前と比べて、毛のハリ・コシや、髪のボリュームの改善が認められました (図3)。

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日清食品グループは、「乳酸菌N793株」が持つさまざまな効果やそのメカニズムについて、これからも研究を続けていくとしています。いやあ、これは期待しちゃいますね。

抜け毛を減らす「カップヌードルアンチハゲ」、産毛が生える「育毛チキンヌードル」など、夢の商品がスーパーに並ぶ日も遠くないのかもしれません!

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