元経産官僚で慶大大学院教授、ワイドショーなどではコメンテーターも務める岸博幸氏が、血液のがん「多発性骨髄腫」を公表したのは、7月下旬のことでした。

それから4週間の入院を経て、早くも8月30日にメディア復帰。
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「頭がこうなった以外は全然元気です!」と、抗がん剤治療により髪が抜けたスキンヘッド姿を披露しました。

入院前は「この長い顔がハゲになったらどれだけより見苦しくなるかの社会実験しようと思いまーす」と自身のSNSに投稿していた岸氏ですが、退院後には。

「スキンヘッドで10日間生活して分かった教訓その1。ハゲは5分で慣れる!」

「そもそもおっさんの髪型になど関心ないと改めて実感」と髪が抜けたからこそ分かった思いを吐露。さらに!

「おっさんがカッコつける必要全くないと実感できたのはすげー収穫!」とポジティブな意見で、世のハゲたおっさん達に岸博幸流のエールを送りました。

ハゲたらスケベおやじ丸出し?

こちらは『ミヤネ屋』に出演した後撮影された、『ミヤネ屋』プロデューサーによるインタビュー動画内のワンシーン。
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自身がアドバイザーも務める格闘技団体「RIZIN」のキャップをかぶって登場しましたが、こちらは仕事用だそうで、ふだんは別のキャップをかぶっているとのこと。

これまでの人生で帽子を被ったことはほぼなかったそうですが、スキンヘッドで汗をかくことからキャップをかぶるようになったんだそうです。
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動画内では、入院を経てお酒が弱くなり頭まで赤くなることで、奥様から「スケベおやじ丸出しだ」と言われたことも告白。

やはりハゲ=絶倫のイメージは、広く深く浸透しているんですね。

残り10年の人生なら好き勝手やろう

このまま治療がうまくいけば「あと10年から15年は生きられますね」と主治医から言われたという岸氏。「残り10年の人生なら好き勝手やろうと、逆に前向きになれた」とも語っていました。
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また主治医からは、皇居マラソン5キロを週2回続けるなどしてつけた基礎体力があったからこそ早く退院できたとも言われたそうで、定期的に運動して体力をつけておくことの大切さも説いていました。

我々も毎日毎日を大切に生きていきたいですね。そして筋肉は裏切らないということもまた証明されたのではないでしょうか。

機動戦士ガンダムの富野由悠季監督に似ているかどうかはまた別の話ですが、苦しい抗がん剤治療も髪が抜けたこともポジティブ変換して明るく語る岸博幸氏から、勇気をもらいました。

ハゲは明るく生きていきましょう!

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