元経産官僚で慶大大学院教授、ワイドショーなどではコメンテーターも務める岸博幸氏が、血液のがん「多発性骨髄腫」を公表したのは、7月下旬のことでした。
それから4週間の入院を経て、早くも8月30日にメディア復帰。
「頭がこうなった以外は全然元気です!」と、抗がん剤治療により髪が抜けたスキンヘッド姿を披露しました。
ちなみに、抗がん剤を使った治療するので、9月に社会復帰する段階では頭がハゲてるはず。となると多くの人がウィッグ使うけど、僕は使わないつもりです。ウィッグ高いし。この長い顔がハゲになったらどれだけより見苦しくなるかの社会実験しようと思いまーす。
— 岸博幸 (@hiroyukikishi) July 24, 2023
入院前は「この長い顔がハゲになったらどれだけより見苦しくなるかの社会実験しようと思いまーす」と自身のSNSに投稿していた岸氏ですが、退院後には。
退院して、スキンヘッドで10日間生活して分かった教訓その1。ハゲは5分で慣れる!誰に会っても大体5分でハゲ姿を見慣れて馴染んでくれるし、似合うと言ってくれる人もいる。世の人はみんなすごく優しいし、そもそもおっさんの髪型になど関心ないと改めて実感。
— 岸博幸 (@hiroyukikishi) August 28, 2023
「スキンヘッドで10日間生活して分かった教訓その1。ハゲは5分で慣れる!」
「そもそもおっさんの髪型になど関心ないと改めて実感」と髪が抜けたからこそ分かった思いを吐露。さらに!
教訓その2。スキンヘッドは手入れ不要ですごく楽!当たり前のことだけど。髪の毛ある時は誰も関心ないのにヘアスタイル気にしていた自分の愚かさを改めて反省。おっさんがカッコつける必要全くないと実感できたのはすげー収穫!
— 岸博幸 (@hiroyukikishi) August 28, 2023
「おっさんがカッコつける必要全くないと実感できたのはすげー収穫!」とポジティブな意見で、世のハゲたおっさん達に岸博幸流のエールを送りました。
ハゲたらスケベおやじ丸出し?
こちらは『ミヤネ屋』に出演した後撮影された、『ミヤネ屋』プロデューサーによるインタビュー動画内のワンシーン。
自身がアドバイザーも務める格闘技団体「RIZIN」のキャップをかぶって登場しましたが、こちらは仕事用だそうで、ふだんは別のキャップをかぶっているとのこと。
これまでの人生で帽子を被ったことはほぼなかったそうですが、スキンヘッドで汗をかくことからキャップをかぶるようになったんだそうです。
やはりハゲ=絶倫のイメージは、広く深く浸透しているんですね。
残り10年の人生なら好き勝手やろう
このまま治療がうまくいけば「あと10年から15年は生きられますね」と主治医から言われたという岸氏。「残り10年の人生なら好き勝手やろうと、逆に前向きになれた」とも語っていました。

また主治医からは、皇居マラソン5キロを週2回続けるなどしてつけた基礎体力があったからこそ早く退院できたとも言われたそうで、定期的に運動して体力をつけておくことの大切さも説いていました。
我々も毎日毎日を大切に生きていきたいですね。そして筋肉は裏切らないということもまた証明されたのではないでしょうか。
#ミヤネ屋
— A.O.A.G (@TZEVrL40DRMVWYR) August 30, 2023
『ガンダム』監督の富野由悠季氏が、ゲスト?
と、思ったら退院した岸さんでした。
似すぎている。 pic.twitter.com/i0ATE9DyIH
機動戦士ガンダムの富野由悠季監督に似ているかどうかはまた別の話ですが、苦しい抗がん剤治療も髪が抜けたこともポジティブ変換して明るく語る岸博幸氏から、勇気をもらいました。
ハゲは明るく生きていきましょう!
ハゲは明るく生きていきましょう!