懲りずにしょっちゅうミサイルを打ってくる国、北朝鮮。


そんな北朝鮮が外貨を稼いでいる輸出品の1位は、なんと「カツラ・つけまつげ」だというのです。

今年上半期（1～6月）に北朝鮮製のかつらとつけまつげの中国への輸出が急増し、北朝鮮の輸出品目1位に浮上したことが21日、分かった。

　中国税関総署の資料によると、上半期の北朝鮮製かつら・つけまつげの中国への輸出額は7636万7516ドル（約107億円）で、前年同期に比べ188倍増加した。上半期の北朝鮮の対中輸出額（1億3500万ドル）の56．6%を占めた。- 聯合ニュース

国の輸出額の半分以上がカツラとつけまつげ

国連安全保障理事会の制裁で、主力の輸出品目だった石炭、鉄鉱石などの地下資源や農水産物の輸出が厳しくなった北朝鮮。

そこで、国を挙げて取り組んだのが、中国向けの「カツラ」と「つけまつげ」の毛産業でした。

北朝鮮の昨年の貿易額のうち、中国との貿易額が96.7%。

今年上半期の対中輸出額の56.6％がカツラとつけまつげということで、国の輸出額の半分以上がカツラとつけまつげに支えられてるって信じられないですよね。

カツラを作っているのは女性受刑者

さらに、デイリーNKジャパンによると、このカツラを作っているのは北朝鮮の女性受刑者で、人権のない囚人が酷使されているとのこと。刑務所で作れば売上はすべて国のもの、というわけです。

アジア人向けだけではなく、白人や黒人用のカツラも作っているとのことで、うっかり中国で買ったカツラがMADE IN北朝鮮という可能性も十分にありえます。

2019年には、米国企業が北朝鮮産の原材料を使ったつけまつげを輸入し、国連の北朝鮮制裁違反として、1億円以上の制裁金を課されたこともありました。

食糧難の北朝鮮は稼いだ外貨で中国から米や稲を大量に輸入。

庶民が食べるものに困っているというのに、国は核ミサイルをせっせと作り、日本と韓国に向けてミサイルをボカスカ撃っているというわけです。

ハゲの光は平和の光。我々がつい欲しくなってしまうカツラですが、どこで作られたものかはしっかりと確認したいものですね。