アフリカ大陸の南東に位置する国、モザンビークは世界最貧国のひとつ。人口の約半数が貧困線を下回る生活をしているといわれています。
Killing of five bald men in Mozambique is linked to a new superstitious belief that bald men have gold in their head https://t.co/jlWa8z74yX pic.twitter.com/S7uc4fBI9E
— BBC News Africa (@BBCAfrica) June 7, 2017
※訳 モザンビークで5人のハゲ男性が殺害された事件は、ハゲ男性の頭には金があるという新たな迷信に関連している。
そんなモザンビークで、5年ほど前から薄毛の男性を狙った襲撃事件が多発しているというのです。
ハゲは頭の中に金塊が入っている
なぜ、薄毛の男性が狙われるかというと、
「ハゲは頭の中に金塊が入っている」
という迷信を本気で信じてしまっているからなのだとか。
「ハゲは頭の中に金塊が入っている」
という迷信を本気で信じてしまっているからなのだとか。
ネタではありません。本当にハゲが狙われて犠牲になっているのです。
モザンビーク、怖っ!
2023年になってからも、ハゲた男性が頭を切断され殺害されるという事件は起きています。
その容疑者は西アフリカ共和国マリで、切断した被害者の頭を売ろうとしたというのです。
その容疑者は西アフリカ共和国マリで、切断した被害者の頭を売ろうとしたというのです。
我々薄毛族は、とりあえずモザンビークへ足を踏み入れてはいけないということがわかりました。
貧困者を狙った呪術師によるデマ
ハゲの金塊を狙った事件が起こり始めた2017年当時、モザンビークの捜査指揮官は、こう語りました。
「犯人たちの動機は迷信と文化から来るもので、地元コミュニティはハゲた人は金持ちだと考えている」
この嘘っぱちの迷信を流しているのは、生活に困っている貧困者をターゲットにした呪術師だと言われているそうです。
そして、殺害された被害者の臓器は闇市場などで売買されているんだとか。
つまり、デマを流している人達の本来の目的は頭の中の金ではなく、売れる臓器だということ。ハゲが絶倫はまだわかりますが、ハゲて金持ちになれるなら苦労はしません。
金の高騰が事件を後押しする可能性
現在、中東情勢の緊迫が要因とみられる金の高騰化が進んでおり、10月19日現在の店頭小売価格は1グラム10,382円。
そんな中、ただでさえ狙われやすい日本人の、しかもハゲがモザンビークに足を踏み入れたら?
昔『私の頭の中の消しゴム』という韓国映画が流行りましたが、『私のハゲ頭の中の金塊』って映画も流行りますかね。いや、入ってないってば。
我々の頭皮が光り輝くのは、金塊が入っているからではなく、世の中を明るく照らしたいという気持ちが輝きを放っているからだ、ということをモザンビークの皆さんに知っていただきたいですね。
我々の頭皮が光り輝くのは、金塊が入っているからではなく、世の中を明るく照らしたいという気持ちが輝きを放っているからだ、ということをモザンビークの皆さんに知っていただきたいですね。